pingコマンドを定期的に実行し、応答がなかった物理サーバやVMホストの再起動を実施できます。(注1)
さらに応答がない場合に、サーバ切替え(注2)を実施するなど、OSハングアップ時のリカバリー対策を実現します。
これにより、ハードウェア故障ではないOSレベルの障害に対する業務継続性を向上できます。
注1) VMware ESXiは対象外です。
注2) PRIMEQUEST、領域を分割しているSPARC Enterpriseパーティションモデル、およびBuilding Block構成をしているSPARC M10では、サーバ切替えを含むリカバリー処理はできません。
図5.8 ping監視によるOSハングアップ時のリカバリー実現