ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 設計ガイド
FUJITSU Software

G.3.9 ファイアーウォールおよびサーバロードバランサー配備用(NSアプライアンス向け)

サンプルスクリプトが想定する標準モデル構成を以下に示します。

図G.8 サンプルスクリプトの標準モデル構成(ファイアーウォールおよびサーバロードバランサー:NSアプライアンス)


階層モデルでファイアーウォールおよびサーバロードバランサーをNSアプライアンス一台で利用するシステムの場合、ファイアーウォールおよびサーバロードバランサーのルールセットを併用します。

標準モデル構成に沿った、本製品で提供するサンプルのルールセット名を以下に示します。

NSアプライアンスのサーバロードバランサー配備用

SLB_with_SSL-ACC--NSApp1

サーバロードバランサー(SSLアクセラレーター機能を使用)にNSアプライアンスを利用するシステム向け

対応モデル構成:全ての標準モデル

使用LANポート

併用するサンプルスクリプト(FW_of_sys_inc_SLB_or_not--NSAppn)で決まります。

SLB_without_SSL-ACC--NSApp1

サーバロードバランサー(SSLアクセラレーター機能なし)にNSアプライアンスを利用するシステム向け

対応モデル構成:全ての標準モデル

使用LANポート

併用するサンプルスクリプト(FW_of_sys_inc_SLB_or_not--NSAppn)で決まります。

n: 1~2の数字


NSアプライアンスのファイアーウォール配備用

FW_of_sys_inc_SLB_or_not--NSApp1

3階層モデルでファイアーウォールにNSアプライアンスを採用するシステム向け

対応モデル構成:標準モデル2

使用LANポート
  • 業務LAN用(カスタマーファイアーウォール側)

    LAN0.0

    ポイント

    LAN0.0に対して、任意のVLAN IDのVLANインターフェースを事前に設定しておく必要があります。

  • 業務LAN用(L2スイッチ側)

    LAN0.1

  • 管理LAN用

    LAN0.3

FW_of_sys_inc_SLB_or_not--NSApp2

3階層モデルでファイアーウォールにNSアプライアンスを採用するシステム向け

対応モデル構成:標準モデル1

使用LANポート
  • 業務LAN用(センタースイッチ側)

    LAN0.0

    ポイント

    サンプルスクリプトをそのまま使用する場合、LAN0.0に対してVLAN IDが"100"のVLANインターフェースを事前に設定しておく必要があります。

  • 業務LAN用(L2スイッチ側)

    LAN0.1

  • 管理LAN用

    LAN0.3