作成したスクリプトの動作確認を事前に行うときの手順について説明します。
ただし、動作確認が運用に影響を与えないように、運用環境から隔離された環境で実施してください。
"可変情報"以外のスクリプトの動作確認
作成したスクリプトの"可変情報"以外の動作を確認します。
動作確認で使用するネットワーク機器を用意します。
ネットワーク機器は、運用で利用している業務LANおよび管理LAN以外のネットワークに用意します。
動作確認用のネットワークデバイスを登録します。
ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーの場合は、動作確認用のネットワークプールを作成し、ネットワークデバイスを登録します。
運用で使用する予定のスクリプトを基に動作確認用のスクリプトを用意します。
このとき、動作確認を行うために、以下の修正を行います。
スクリプトの"可変情報"は変換後の値に書き換えます。
実行結果が確認できるように任意のファイルにlogを出力するように変更します。
動作確認で使用するネットワーク機器に対して自動設定機能を利用して自動設定を行います。
出力されたlogの内容からスクリプトの動作結果を確認します。
ネットワーク機器に接続し、動作確認のために設定した定義を削除します。
"可変情報"の変換確認
スクリプトファイルおよびコマンドファイルに指定した"可変情報"が意図どおりに変換されることを確認します。
動作確認で使用するネットワーク機器を用意します。
ネットワーク機器は、運用で利用している業務LANおよび管理LAN以外のネットワークに用意します。
動作確認用のネットワークデバイスを登録します。
ファイアーウォールまたはサーバロードバランサーの場合は、動作確認用のネットワークプールを作成し、ネットワークデバイスを登録します。
運用で使用するスクリプトを動作確認用のスクリプトとして用意します。
ネットワーク機器へ設定を行う必要はないため、ネットワーク機器に接続する前にスクリプトが終了するよう変更します。
変換後の"可変情報"が確認できるように任意のファイルにlogを出力するように変更します。
動作確認で使用するネットワーク機器に対して自動設定機能を利用して自動設定を行います。
出力されたlogの内容から"可変情報"の変換結果を確認します。