ここでは、OVM for x86 3.2を管理対象サーバにした場合に本製品が提供する機能および設定について説明します。
提供機能一覧
提供機能 | OVM for x86 3.2 |
---|---|
監視 | ○ |
電源操作 | ○ |
サーバ切替え・切戻し・継続(バックアップ・リストア方式) | × |
サーバ切替え・切戻し・継続(HBA address rename方式) | × |
サーバ切替え・切戻し・継続(VIOMサーバプロファイル切替え方式) | ○ |
サーバ切替え・切戻し・継続(ストレージアフィニティ方式) | × |
物理OSとVMゲストで予備サーバを共有(I/O仮想化方式) (注1) | ○ |
バックアップ・リストア | × |
クローニング | × |
VMメンテナンスモードの設定/解除 (注2) | ○ |
VM管理ソフトウェア起動 | × |
VMホームポジション | ○ |
ネットワークビューア | × |
注1) 物理OSとVMゲストで予備サーバを共有する構成は、I/O仮想化方式を使用した場合だけできます。
注2) CLIからだけ操作できます。
提供機能 | OVM for x86 3.2 |
---|---|
監視 (注1) | ○ |
電源操作 | ○ |
物理サーバ間の移動 | ○(注2) |
VM管理ソフトウェア起動 | × |
注1) VMホスト上のVMゲストが自動的に登録されます。また、VMホスト上でVMゲストの作成、変更、削除、移動を行うと、その結果が自動的に反映されます。
注2) 異なるストレージ間でVMゲストの移動を行う場合、VM管理製品で行ってください。
サーバ仮想化ソフトウェアを管理対象サーバにした場合、[リソース詳細]に表示される内容一覧
表示内容 | OVM for x86 3.2 |
---|---|
サーバ名 | ○ |
管理LAN(IPアドレス) (注1) | ○ |
状態 | ○ |
種別 | ○ |
OS | ○ |
物理サーバ名 (注1) | ○ |
注1) VMゲストでは表示されません。
表示内容 | OVM for x86 3.2 |
---|---|
VM種別 | ○ |
VMソフトウェア名 | ○ |
VMソフトウェアVL | ○ |
VMゲスト数 | ○ |
VM管理ソフトウェア | × |
VMゲスト一覧 | ○ |
表示内容 | OVM for x86 3.2 |
---|---|
VM種別 | ○ |
VMホスト名 | × |
VM名 | ○ |
VM管理ソフトウェア | × |
OVM for x86 3.2の設定について
RORコンソールで表示するVMゲスト名は、Oracle VMのVM名になります。
サーバ仮想化ソフトウェアの製品ごとに高可用性機能が異なります。各機能については、各サーバ仮想化ソフトウェアまたはOSのマニュアルを参照してください。
サーバ仮想化ソフトウェア | 高可用性機能 |
---|---|
OVM for x86 3.2 | サーバプールのHA機能 |
VMゲストを管理しているサーバ仮想化ソフトウェアの製品の構成によって、VMゲストの状態に反映される値が異なります。
"normal"、"warning"、"error"、"unknown"、"stop"が表示されます。
VMメンテナンスモードは、サーバ仮想化ソフトウェアの製品によって用語が異なる場合があります。VMメンテナンスモードの設定が必要になる場合や、設定できる条件、機能の詳細などについては、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
サーバ仮想化ソフトウェア | サーバ仮想化ソフトウェアでの用語 |
---|---|
OVM for x86 3.2 | メンテナンスモード |
VM管理製品を登録した場合、RORコンソールで表示するVMホスト名は、VM管理製品から取得したVMホストのホスト名になります。
Oracle VM Managerの認識するVMホストのホスト名は、Oracle VM Managerでホストを表示した際の、ホストの名前になります。