L-Platformに含まれない管理対象外のネットワーク機器へ設定する情報を決定します。
注) L2スイッチまたはイーサネット・ファブリックスイッチです。
業務LANでユーザーによる事前設定が必要な設定情報を決定します。
ルーティング情報
ルータやセンタースイッチに対して、L-Platformのネットワークへの通信を可能にするためのルーティング方法を決定します。
VLAN情報
ルータやセンタースイッチに対して、L-Platformのネットワーク内で利用されるVLAN情報を確認し、L-Platformと接続して通信するために必要なVLAN情報を決定します。
冗長構成情報
ネットワーク機器や通信経路を冗長構成にするかを確認し、冗長構成に必要な設定情報を決定します。
管理LANでユーザーによる事前設定が必要な設定情報を決定します。
注) L2スイッチまたはイーサネット・ファブリックスイッチです。
ルーティング情報
管理サーバと各機器(サーバ機器、ストレージ機器、ネットワーク機器および管理クライアント)が異なるサブネットになる場合、L3スイッチに対して、管理LANを利用して管理サーバと各機器と通信できるようにするためのルーティング方法を決定します。
ルーティングプロトコル(RIP、OSFPなど)を利用する場合、動的ルーティングの設定に必要な情報を決定します。動的ルーティングを利用しない場合、ルーティング情報テーブルへの設定情報を決定します。
また、管理サーバ側から管理対象リソースに対して、以下のマルチキャストルーティング設定が必要です。
225.1.0.1 - 225.1.0.8 |
VLAN情報
LANスイッチブレードの外部ポート、L3スイッチのポートに管理LANのネットワーク内で利用するVLAN情報を確認し、設定情報(VLAN ID)を決定します。必要に応じてトランクリンクとして利用するポートを決定します。
冗長構成情報
ネットワーク機器や通信経路を冗長構成にするかを確認し、冗長構成に必要な設定情報を決定します。
アクセス制御情報
L3スイッチなどにアクセス制御設定を行う場合、本製品で使用するポートの接続を許可する必要があるため、接続を許可するポートを決定します。
本製品で使用するポートについては、「付録A ポート一覧」を参照してください。
ルーティング動作時に通信を許可するか遮断するかを明確にし、アクセス制御を決定します。
以下の機能を利用する場合、異なるサブネットに属する管理対象サーバからのDHCP要求をマネージャーが受け付けられるように、DHCPリレーエージェント設定が必要です。
管理対象サーバのバックアップ・リストア
クローニングイメージの採取・配付
HBA address renameによるSANブート
HBA address rename設定サービスを利用する場合、異なるサブネットに属する管理対象サーバからのDHCP要求をHBA address rename設定サービスが受け付けられるように、DHCPリレーエージェント設定が必要です。
マルチキャストルーティングやDHCPリレーエージェントの設定方法については、ルータ・スイッチのマニュアルを参照してください。