構成保存中のL-Platformテンプレートが存在する場合は、構成保存中のL-Platformテンプレートに基づいてL-Platformの利用申請できます。
構成保存中のL-PlatformテンプレートからL-Platformの利用申請を実施するには、以下のように操作します。
[L-Platform]ページの操作メニューから[利用申請]を選択します。
L-Platformを利用申請するための手順が表示されます。
手順を確認したら、[構成保存中からL-Platformを作成]を選択します。
[テンプレート選択]ページが表示されます。
各L-Platformテンプレートには、見積り期限が表示されます。
L-Platformテンプレート一覧からL-Platformテンプレートを選択すると、L-Platformテンプレートを保存した際の概算料金とL-Platformテンプレートの詳細情報が表示されます。
なお、申請プロセスが有効に設定されている場合は、L-Platformテンプレート一覧のL-Platformテンプレート名の前には、以下のようなステータスが表示されます。
SAVED:構成保存状態
選択後に[次へ]ボタンが有効になります。
UNAPPROVAL:未承認状態
選択しても[次へ]ボタンが有効になりません。
REJECTION:申請却下状態
選択しても[次へ]ボタンが有効になりません。
注意
申請プロセスで、承認待ちまたは審査待ちのL-Platformテンプレートは、UNAPPROVAL状態になります。
UNAPPROVALのL-Platformテンプレートを削除したい場合は、RORコンソールの申請一覧から該当する申請を取り消してください。取消し後に自動で削除されます。
UNAPPROVALのL-PlatformテンプレートをL-Platform管理画面で削除した場合は、申請プロセスでの処理実行時にL-Platformテンプレートがないためエラーとなります。
申請プロセスで、否決または却下されたL-Platformテンプレートは、REJECTTION状態になります。内容を確認後に、必要に応じてL-Platform管理画面から削除してください。
ポイント
L-Platformテンプレートの概算料金と見積り期限は、概算料金の表示機能が有効に設定されている場合にだけ表示されます。
なお、概算料金はL-Platformテンプレートを保存した際の価格を表示しており、L-Platformテンプレートの価格が変更されていても、表示は変更されません。注意してください。
また、見積り期限はL-Platformテンプレートの概算料金の有効期間を目安として表示しており、L-Platformテンプレートの保存後30日目を示しています。
利用するL-Platformテンプレートを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
[構成確認]ページが表示されます。
ポイント
CSV出力
画面左下の[CSV出力]ボタンをクリックすると、[保存先選択]画面が表示され、L-Platformテンプレートの構成をCSVファイルに保存できます。
CSVファイル名は、デフォルトで次の形式となります。このファイル名は必要に応じて変更できます。
L-Platform構成(+<L-Platform名>+)_<日付>+.csv
表示されるL-Platformの構成を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
[次へ]ボタンをクリックすると、[利用許諾]ページが表示されます。
表示される利用規約を確認し、[利用許諾に同意する]チェックボックスをチェックしてから、[作成]ボタンをクリックします。
ポイント
申請プロセスが有効に設定されている場合は、[利用許諾]ページで[作成]ボタンをクリックすると、[回送画面]画面が表示されます。詳細は、「8.5 申請プロセスの回送先選択」を参照してください。
[利用許諾]ページで[作成]ボタンをクリックすると、保存したL-Platformテンプレートはなくなります。[キャンセル]ボタンをクリックすると、L-Platformテンプレートは保存中のままとなります。
L-Platformの利用申請が受け付けられると、[完了]ページが表示されます。
申請プロセスが有効に設定されていない場合
以下のメッセージが表示されます。
"L-Platformの配備依頼を完了しました。配備処理は、完了するまでに時間がかかります。"
申請プロセスが有効に設定されている場合
以下のメッセージが表示されます。
"L-Platformの配備依頼を完了しました。配備処理は、承認または審査後に行われます。"
[閉じる]ボタンをクリックして、[L-Platform利用申請]ページに戻ります。
ポイント
利用申請したL-Platformが配備されると、申請者に利用申請完了通知メールが送信されます。利用申請完了通知メールには、L-Platformにアクセスするために必要な情報が記載されています。
利用申請したL-Platformの配備に失敗すると、申請者、インフラ管理者に利用申請失敗通知メールが送信されます。この場合は、インフラ管理者に確認してから、再度、利用申請してください。
利用申請したL-Platformにサーバロードバランサー(SLB)が含まれる場合には、配備後、サーバロードバランサーに対する運用操作を実施する前に、必ず、8.3.11 サーバロードバランサー(SLB)の設定をしてください。
サーバ仮想化ソフトウェアがRHEL-KVMの場合、利用申請したL-PlatformにWindows Server 2008 R2以外のWindowsのサーバが含まれている場合、配備後、インフラ管理者によるIPアドレス、デフォルトゲートウェイ、およびホスト名の設定が完了するまで、利用できません。テナント利用者から配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者に該当するサーバの設定を依頼してください。
サーバ仮想化ソフトウェアがOVM for x86の場合、配備後、インフラ管理者によるIPアドレス、デフォルトゲートウェイ、およびホスト名の設定が完了するまで、利用できません。テナント利用者から配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者に対して該当するサーバの設定を依頼してください。
サーバ仮想化ソフトウェアがCitrix XenServerの場合、利用するクローニングイメージによっては、配備後、インフラ管理者によるIPアドレス、デフォルトゲートウェイ、およびホスト名の設定が完了するまで、利用できません。テナント利用者から配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者に対して該当するサーバの設定を依頼してください。配備後にIPアドレス等の設定が必要なクローニングイメージかどうかについてはインフラ管理者に確認してください。
サーバ仮想化ソフトウェアがOVM for SPARCの場合、ゲストOSがSolaris 11のサーバは、配備時に管理LANに接続したNICだけIPアドレスが設定されます。このため、管理LANにNICを接続しておくことを推奨します。
サーバを管理LANに接続していない場合には、配備後にインフラ管理者によるIPアドレスの設定が必要ですので、テナント利用者から当該サーバの配備完了の通知を受けてから、インフラ管理者にIPアドレスおよび必要に応じてデフォルトゲートウェイの設定を依頼してください。
サーバ仮想化ソフトウェアがOVM for SPARCまたはSolarisゾーンの場合、配備後、テナント利用者がゲストOSにrootアカウントでログインできるようにするために、インフラ管理者によるゲストOSに対するsshでのrootアカウントの接続を許可する設定が必要です。テナント利用者からの当該サーバからの配備完了の通知を受けたら、インフラ管理者にゲストOSへのrootアカウントのssh接続の設定を依頼してください。
サーバ仮想化ソフトウェアがRHEL-KVMの場合、WindowsまたはLinux以外のサーバの利用申請方法については、インフラ管理者に確認してください。