ここでは、ネットワークビューアの概要について説明します。
ネットワークビューアは、サーバ、LANスイッチおよびLANスイッチブレードで構成される物理ネットワークの結線関係を表示できるGUIです。
図13.1 ネットワークビューア
ネットワークビューアで行えることを以下に示します。
ネットワーク構成の表示
本製品で管理している以下のネットワーク構成が表示されます。
物理サーバと仮想サーバ内(仮想スイッチ、VMゲスト)のネットワーク構成
リソースの状態監視
本製品で管理しているリソースの以下の情報が表示されます。
各リソース間のネットワーク接続状態
物理サーバと仮想サーバ内のVLAN設定状態
各リソースの詳細情報
機器の障害による影響範囲の解析と予測
本製品で管理されているリソースに対して、以下の操作ができます。
任意の時点の影響範囲表示用データを保存
影響範囲表示用データに基づいた、障害発生機器以外の通信経路への影響範囲を表示
影響範囲表示用データを編集することによって発生する、障害発生機器以外の通信経路への影響範囲を予測
影響範囲表示用データのエクスポート/インポート
参考
ネットワークビューアは、Webブラウザの標準フォントを使用し、1200×800の画面サイズを最小サイズとして動作するように作られています。これより高解像度のディスプレイを利用する場合、画面サイズを拡大して使うことをお勧めします。また、Webブラウザのサイズを極端に変更すると表示が崩れる場合があります。
ネットワークビューアは、10秒ごとに自動更新されます。
手動で結線情報を更新したい場合は、更新ボタンをクリックしてください。
登録済みのLANスイッチブレード PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2を構成機器に含むイーサネット・ファブリックスイッチ(Converged Fabric)を登録した場合、スイッチブレードの名前がイーサネット・ファブリックスイッチ(Converged Fabric)の対応するポート名に変わります。
また、どちらか一方のポートを選択すると、もう一方のLANスイッチの対応するポートも選択されます。