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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.4.0 運用ガイド
FUJITSU Software

7.2 ソフトウェア保守の流れ

ここでは、システムに対するソフトウェア保守の流れについて説明します。

1台の管理対象サーバにソフトウェア保守を適用し、動作確認完了後、ほかの管理対象サーバに適用します。

図7.1 クローニングを利用したソフトウェア保守の流れ

以下にそれぞれの手順について説明します。

  1. 保守モードの設定

    1. ソフトウェア保守を行う管理対象サーバ1台の業務を停止します。

    2. RORコンソールのサーバリソースツリーで、保守モードに設定するサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[保守モード]-[設定]を選択します。
      保守モードについては、「操作ガイド VE」の「付録C 保守モード」を参照してください。

  2. ソフトウェア保守適用

    保守モードに設定した管理対象サーバに対して、パッチの適用、およびソフトウェアの追加や変更などのソフトウェア保守を行います。

  3. 動作確認

    ソフトウェア保守を行ったあと、システムの動作を確認します。

  4. クローニングイメージの採取

    システムの動作確認後、クローニングイメージを採取します。
    クローニングイメージの採取については、「操作ガイド VE」の「17.2 採取」を参照してください。

  5. 保守モードの解除

    ソフトウェア保守を行った管理対象サーバの保守モードを解除します。
    RORコンソールのサーバリソースツリーで、保守モードを解除するサーバ(またはサーバ上の物理OS、VMホスト)を右クリックし、表示されたメニューで[保守モード]-[解除]を選択します。
    保守モードについては、「操作ガイド VE」の「付録C 保守モード」を参照してください。

  6. クローニングイメージの配付

    ほかの管理対象サーバのソフトウェア保守を行うために、手順4.で採取したクローニングイメージを配付します。
    クローニングイメージの配付については、「操作ガイド VE」の「17.3 配付」を参照してください。