VMware vCenterサーバ上でバックアップポリシーのスケジュール設定を行うことで、仮想マシンバックアップが自動的に実施されます。Webコンソールでは、仮想マシンバックアップの自動実行を有効/無効に設定できます。
仮想マシンバックアップの自動実行を有効/無効に設定する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ管理]をクリックします。
VMwareゲストの一覧が、メインペインに表示されます。
メインペインで、仮想マシンバックアップの自動実行を有効または無効にするVMwareゲストを選択します。
アクションペインで、[自動実行]の下にある[有効]または[無効]をクリックします。
Webコンソールでは、仮想マシンバックアップを手動で即時実行できます。
仮想マシンバックアップを手動で実行する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ管理]をクリックします。
VMwareゲストの一覧が、メインペインに表示されます。
メインペインで、バックアップ対象のVMwareゲストのチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[手動実行]の下にある[実行]をクリックします。
警告ダイアログが表示されます。バックアップを実行して問題ないことを確認し、[OK]をクリックします。
仮想マシンバックアップ履歴を表示する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ履歴]をクリックします。
バックアップ履歴の一覧が表示されます。
スナップショットバックアップ履歴を表示する場合は、メインペインで、[スナップショットバックアップ履歴]タブをクリックします。
クローンバックアップ履歴を表示する場合は、メインペインで、[クローンバックアップ履歴]タブをクリックします。
スナップショットバックアップのリストアは、VMwareゲストをバックアップ取得時点へリストアする機能です。
スナップショットバックアップのリストア手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ履歴]をクリックします。
バックアップ履歴の一覧が表示されます。
メインペインで、[スナップショットバックアップ履歴]タブをクリックし、リストア対象のバックアップ履歴のチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[スナップショット]の下にある[リストア]をクリックします。
警告ダイアログが表示されます。リストアを実行して問題ないことを確認し、[OK]をクリックします。
参考
VMwareゲストを指定してリストアを実行することも可能です。VMwareゲストを指定したスナップショットバックアップのリストア手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ管理]をクリックします。
VMwareゲストの一覧が表示されます。
メインペインで、リストア対象のVMwareゲストの「名前」部分をクリックします。
VMwareゲストの詳細画面が表示されます。
[スナップショットバックアップ履歴]タブをクリックし、リストア対象のバックアップ履歴のチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[スナップショット]の下にある[リストア]をクリックします。
警告ダイアログが表示されます。リストアを実行して問題ないことを確認し、[OK]をクリックします。
注意
バックアップ元のVMwareゲストが削除されている場合は、スナップショットバックアップのリストアを実行できません。
シングルアイテムリストアは、バックアップしたVirtual Volumeと異なる一時ボリュームにリストアを行います。一時ボリュームは、スナップショットバックアップを取得したVMwareゲストに自動的に割り当てられます。
VMwareゲストから一時ボリュームを参照することで、手動でファイル単位のリストアを行えます。
スナップショットバックアップのシングルアイテムリストア手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ履歴]をクリックします。
バックアップ履歴の一覧が表示されます。
メインペインで、[スナップショットバックアップ履歴]タブをクリックし、リストア対象のバックアップ履歴のチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[スナップショット]の下にある[シングルアイテムリストア]をクリックします。
シングルアイテムリストア画面が表示されます。一時ボリュームを割り当てる時間と、リストア対象のVMDKファイルを選択し、画面右下の[リストア]ボタンをクリックします。
参考
VMwareゲストを指定してシングルアイテムリストアを実行することも可能です。VMwareゲストを指定したスナップショットバックアップのシングルアイテムリストア手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ管理]をクリックします。
VMwareゲストの一覧が表示されます。
メインペインで、リストア対象のVMwareゲストの「名前」部分をクリックします。
VMwareゲストの詳細画面が表示されます。
[スナップショットバックアップ履歴]タブをクリックし、リストア対象のバックアップ履歴のチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[スナップショット]の下にある[シングルアイテムリストア]をクリックします。
シングルアイテムリストア画面が表示されます。一時ボリュームを割り当てる時間と、リストア対象のVMDKファイルを選択し、画面右下の[リストア]ボタンをクリックします。
注意
バックアップ元のVMwareゲストが削除されている場合は、スナップショットバックアップのシングルアイテムリストアを実行できません。
スナップショットバックアップを削除する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ履歴]をクリックします。
バックアップ履歴の一覧が表示されます。
メインペインで、[スナップショットバックアップ履歴]タブをクリックし、削除対象のバックアップ履歴のチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[スナップショット]の下にある[削除]ボタンをクリックします。
警告ダイアログが表示されます。削除して問題ないことを確認し、[OK]をクリックします。
参考
本操作を行っても、バックアップ元のVirtual Volumeは削除されません。
クローンバックアップのリストアは、新規にVirtual VolumeおよびVMwareゲストを作成し、それらに対してリストアする機能です。クローンバックアップのリストアは、スナップショットバックアップのリストアと異なり、バックアップ元のVirtual Volumeが破損した状態や削除された状態でも使用できます。
クローンバックアップのリストア手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ履歴]をクリックします。
バックアップ履歴の一覧が表示されます。
メインペインで、[クローンバックアップ履歴]タブをクリックし、リストア対象のバックアップ履歴のチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[クローンバックアップ]の下にある[リストア]をクリックします。
クローンバックアップのリストア画面が表示されます。新規に作成するVMwareゲストの名前を入力し、画面右下の[リストア]ボタンをクリックします。
参考
VMwareゲストを指定してリストアを実行することも可能です。ただし、対象のVMwareゲストが削除されていると、VMwareゲストの一覧画面にそのVMwareゲストが表示されないため、操作できません。削除したVMwareゲストを復旧する場合は、VVOLバックアップ履歴画面から操作してください。
VMwareゲストを指定したクローンバックアップのリストア手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ管理]をクリックします。
VMwareゲストの一覧が表示されます。
メインペインで、リストア対象のVMwareゲストの「名前」部分をクリックします。
VMwareゲストの詳細画面が表示されます。
[クローンバックアップ履歴]タブをクリックし、リストア対象のバックアップ履歴のチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[クローンバックアップ]の下にある[リストア]をクリックします。
クローンバックアップのリストア画面が表示されます。新規に作成するVMwareゲストの名前を入力し、画面右下の[リストア]ボタンをクリックします。
ポイント
バックアップを取得したVMwareゲストと同じ名前でリストアする場合は、リストアの前に、バックアップを取得したVMwareゲストを削除しておく必要があります。VMwareゲストの削除は、VMware vCenterサーバのマニュアルを参照して実行してください。
クローンバックアップを削除する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[VVOLバックアップ履歴]をクリックします。
バックアップ履歴の一覧が表示されます。
メインペインで、[クローンバックアップ履歴]タブをクリックし、削除対象のバックアップ履歴のチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[クローンバックアップ]の下にある[削除]ボタンをクリックします。
警告ダイアログが表示されます。削除して問題ないことを確認し、[OK]をクリックします。
参考
本操作を行っても、バックアップ元のVirtual Volumeは削除されません。
