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ETERNUS SF Express 16.8 / Storage Cruiser 16.8 / AdvancedCopy Manager 16.8 Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

9.19.3 クローンバックアップ用VVOLデータストアに関する操作

ポイント

仮想マシンバックアップのクローンバックアップを使用するには、クローンバックアップ用VVOLデータストアが必要です。クローンバックアップ用VVOLデータストアは、クローンバックアップの対象となる仮想マシンが接続されているETERNUS ディスクアレイごとに1つ作成してください。

9.19.3.1 クローンバックアップ用VVOLデータストアの作成

クローンバックアップ用VVOLデータストアを作成する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。

  2. カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
    VVOLデータストアの一覧が、メインペインに表示されます。

  3. アクションペインで、[クローンバックアップ用]の下にある[作成/変更]をクリックします。
    クローンバックアップ用VVOLデータストア情報の指定画面が表示されます。

  4. クローンバックアップ用VVOLデータストアの名前を入力します。
    また、「Tierプール一覧」から、クローンバックアップ用VVOLデータストアに追加するTierプールを選択し、[追加]をクリックします。Tierプールは、仮想マシンが接続されているETERNUS ディスクアレイ内に存在するものを選択してください。
    入力が完了したら、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. すべての定義情報を確認する画面が表示されるので、設定内容を確認したあと、画面右下の[作成/変更]ボタンをクリックします。

ポイント

  • 本操作で作成されるクローンバックアップ用VVOLデータストアを指定して、Virtual Volumeを作成することはできません。

  • 複数のTierプールで構成されるクローンバックアップ用VVOLデータストアを作成できます。ただし、1つのクローンバックアップ用VVOLデータストアに、異なるETERNUS ディスクアレイ内に存在するTierプールを混在させることはできません。
    複数のTierプールで構成されるクローンバックアップ用VVOLデータストアを作成する場合は、同じETERNUS ディスクアレイ内に存在するTierプールを指定してください。

  • クローンバックアップ用VVOLデータストアは、ETERNUS ディスクアレイごとに1つずつ作成できます。ただし、その領域は、同じETERNUS ディスクアレイに作成されるVirtual Volumeだけに対して有効です。

  • クローンバックアップ用VVOLデータストアは、最大16個のTierプールを組み合わせて構成できます。

  • 任意のクローンバックアップ用VVOLデータストアは、同じTierプールを共有できます。最大16個まで共有できます。

  • クローンバックアップ用VVOLデータストアおよびVVOLデータストアは、合計で最大1023個まで作成できます。

  • クローンバックアップ用VVOLデータストアには、最長16文字の名前を付けることができます。
    名前に使用できる文字は、半角英数字、シャープ(#)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)です。大文字・小文字は区別しません。また、"POOLGROUP"で始まる名前は設定できません。

9.19.3.2 クローンバックアップ用VVOLデータストアの変更

クローンバックアップ用VVOLデータストアを変更する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。

  2. カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
    VVOLデータストアの一覧が、メインペインに表示されます。

  3. メインペインで、変更対象のクローンバックアップ用VVOLデータストアのチェックボックスをチェックします。

  4. アクションペインで、[クローンバックアップ用]の下にある[作成/変更]をクリックします。
    クローンバックアップ用VVOLデータストア情報の指定画面が表示されます。

  5. 作業目的ごとに、以下の手順を実施します。

    Tierプールを追加する場合

    「Tierプール一覧」から、クローンバックアップ用VVOLデータストアに追加するTierプールを選択し、[追加]をクリックします。

    Tierプールを削除する場合

    「クローンバックアップ用VVOLデータストアのTierプール構成」から、削除するTierプールを選択し、[削除]をクリックします。

    クローンバックアップ用VVOLデータストア名を変更する場合

    新しい名前を入力します。

    入力が完了したら、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. すべての定義情報を確認する画面が表示されるので、設定内容を確認したあと、画面右下の[作成/変更]ボタンをクリックします。

ポイント

  • 複数のTierプールで構成されるクローンバックアップ用VVOLデータストアを作成できます。ただし、1つのクローンバックアップ用VVOLデータストアに、異なるETERNUS ディスクアレイ内に存在するTierプールを混在させることはできません。
    複数のTierプールで構成されるクローンバックアップ用VVOLデータストアを作成する場合は、同じETERNUS ディスクアレイ内に存在するTierプールを指定してください。

  • Virtual Volumeが作成されているTierプールは削除できません。Virtual Volumeが作成されているTierプールを削除する場合は、Virtual Volumeを削除したあと、Tierプールを削除してください。

9.19.3.3 クローンバックアップ用VVOLデータストアの削除

クローンバックアップ用VVOLデータストアを削除する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。

  2. カテゴリーペインで、[VVOL管理]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、VVOL管理に関する項目に切り替わります。

  3. カテゴリーペインで、[VVOLデータストア]をクリックします。
    VVOLデータストアの一覧が、メインペインに表示されます。

  4. メインペインで、削除対象のクローンバックアップ用VVOLデータストアのチェックボックスをチェックします。

  5. アクションペインで、[クローンバックアップ用]の下にある[削除]をクリックします。
    クローンバックアップ用VVOLデータストア削除画面が表示されます。

  6. 削除対象のクローンバックアップ用VVOLデータストアが表示されていることを確認したあと、画面右下の[削除]ボタンをクリックします。

注意

Virtual Volumeが作成されているクローンバックアップ用VVOLデータストアは削除できません。