ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Express 16.8 / Storage Cruiser 16.8 / AdvancedCopy Manager 16.8 Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

9.15.23 クォータ設定の追加

クォータ設定を追加する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
    登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[NAS管理]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、NAS管理に関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[クォータ管理]をクリックします。
    クォータ設定の一覧が、メインペインに表示されます。

  5. 作業目的ごとに、以下の手順を実施します。

    ユーザー/グループ単位の場合

    アクションペインで、[クォータ設定(ユーザー/グループ)]の下にある[追加]をクリックします。
    ユーザー/グループに対するクォータ設定の追加画面が表示されます。

    入力項目

    説明

    NASボリュームの選択

    クォータ管理の設定を追加するNASボリュームを選択します。

    存在するNASボリュームが1つの場合は、自動的に選択されます。

    クォータ対象

    クォータ管理の対象とするユーザー/グループの名前です。

    認証サーバに設定されたユーザー名またはグループ名を入力します。

    入力条件は以下のとおりです。"root"は設定できません。

    • 1~255文字の半角英数字記号 (? " を除きます)

    • 信頼済みドメインのユーザー/グループを指定する場合、「ドメイン名\対象の名前」の形式で入力してください。

    種別

    クォータ対象の種別を選択します。

    User: クォータ対象がユーザーの場合に選択します。
    Group: クォータ対象がグループの場合に選択します。NFSプロトコルでアクセスする場合だけ有効です。

    ディスク使用量(警告値)

    クォータ対象に設定するディスク使用量の警告値です。

    入力条件は以下のとおりです。

    • 0~[ディスク使用量(制限値)]

    0を指定した場合、未設定(制限なし)となります。
    制限値および警告値の両方に値を設定する場合は、「制限値 > 警告値」となるように設定してください。

    ディスク使用量(制限値)

    クォータ対象に設定するディスク使用量の制限値です。

    入力条件は以下のとおりです。

    • 0~128TBの整数値

    0を指定した場合、未設定(制限なし)となります。

    ファイル数(警告値)

    クォータ対象に設定するファイル数の警告値です。

    入力条件は以下のとおりです。

    • 0~[ファイル数(制限値)]

    0を指定した場合、未設定(制限なし)となります。
    制限値および警告値の両方に値を設定する場合は、「制限値 > 警告値」となるように設定してください。

    ファイル数(制限値)

    クォータ対象に設定するファイル数の制限値です。

    入力条件は以下のとおりです。

    • 0~134,217,723の整数値

    0を指定した場合、未設定(制限なし)となります。

    共有フォルダ単位の場合
    1. [共有フォルダ]タブで、クォータ設定を追加する共有フォルダのチェックボックスをチェックします。

    2. アクションペインで、[クォータ設定(共有フォルダ)]の下にある[追加]をクリックします。
      共有フォルダに対するクォータ設定の追加画面が表示されます。

      入力項目

      説明

      ディスク使用量(警告値)

      クォータ対象に設定するディスク使用量の警告値です。

      入力条件は以下のとおりです。

      • 0~[ディスク使用量(制限値)]

      0を指定した場合、未設定(制限なし)となります。
      制限値および警告値の両方に値を設定する場合は、「制限値 > 警告値」となるように設定してください。

      ディスク使用量(制限値)

      クォータ対象に設定するディスク使用量の制限値です。

      入力条件は以下のとおりです。

      • 0~128TBの整数値

      0を指定した場合、未設定(制限なし)となります。

      ファイル数(警告値)

      クォータ対象に設定するファイル数の警告値です。

      入力条件は以下のとおりです。

      • 0~[ファイル数(制限値)]

      0を指定した場合、未設定(制限なし)となります。
      制限値および警告値の両方に値を設定する場合は、「制限値 > 警告値」となるように設定してください。

      ファイル数(制限値)

      クォータ対象に設定するファイル数の制限値です。

      入力条件は以下のとおりです。

      • 0~134,217,723の整数値

      0を指定した場合、未設定(制限なし)となります。

  6. 必要な情報を入力したあと、画面右下の[追加]ボタンをクリックします。

ポイント

  • 認証サーバに登録されているユーザー/グループまたは共有フォルダに対して、クォータを設定できます。

  • CIFSプロトコルで共有フォルダにアクセスする場合は、ユーザー/共有フォルダに対してクォータを設定できます。
    NFSプロトコルで共有フォルダにアクセスする場合は、ユーザー/グループ/共有フォルダに対してクォータを設定できます。

  • 警告値を設定している場合、警告値を超過すると、警告値を超過したことを示すイベントがクォータのログ画面に表示されます。

  • 制限値を設定している場合、制限値に到達すると、NASボリュームへの書込み時にエラーとなります。