CA証明書ファイル、サーバ証明書ファイルの期限が切れることにより、エラーが発生する可能性があります。
期限が切れていた場合は、“5.4.1 サーバ認証の証明書ファイルの更新”にしたがって、認証局から新しい証明書を発行してもらった後、各ファイルの格納先ディレクトリへ配置してください。
リカバリ操作の手順
運用系および待機系のRDBシステムで、以下の手順でリカバリをしてください。

★ クライアントからのコネクション接続でサーバ証明書ファイルの期限切れが発生
(1) 運用系および待機系のクラスタアプリケーションを保守停止します。
クラスタアプリケーションの保守停止手順は、
“5.6 クラスタアプリケーションの保守のための停止”を
参照してください。
(2) Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。
Symfoware/RDBを配置している各ノードのメッセージログファイルに、
Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、正常に停止してい
ることを確認します。
(3) サーバ証明書ファイルを更新します。
サーバ証明書ファイルの更新手順は、
"5.4.1 サーバ認証の証明書ファイルの更新"を参照してください。
(4) GDSリソースを活性状態にします。
GDSリソースの活性手順は、“3.4.1 GDSリソースの活性”を
参照してください。
(5) Symfoware/RDBを起動します。(動作確認) ―――― rdbstartコマンド
(6) Symfoware/RDBを停止します。(動作確認) ―――― rdbstopコマンド
(7)GDSリソースを非活性状態にします。
GDSリソースの非活性手順は、“3.4.15 GDSリソースの非活性”を
参照してください。(8) サーバ証明書ファイルを配置します。
(3)で更新したサーバ証明書ファイルを待機系に配置してください。
(9) GDSリソースを活性状態にします。
GDSリソースの活性手順は、“3.4.1 GDSリソースの活性”を
参照してください。
(10) Symfoware/RDBを起動します。(動作確認) ―――― rdbstartコマンド
(11) Symfoware/RDBを停止します。(動作確認) ―――― rdbstopコマンド
(12)GDSリソースを非活性状態にします。
GDSリソースの非活性手順は、“3.4.15 GDSリソースの非活性”を
参照してください。(13) 運用系および待機系のクラスタアプリケーションの保守停止
を解除します。
クラスタアプリケーションの保守停止解除の手順は、
“5.7 クラスタアプリケーションの保守停止のための解除”を
参照してください。