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Interstage Application Server V12.3.0 使用上の注意
FUJITSU Software

2.1.7 Internet Explorer 11使用時の注意事項

ポイント

本説明では、以下を「管理コンソール」と呼びます。

  • Interstage管理コンソール


管理コンソールの注意事項

対応するInternet Explorer 11について

新しいWindows UIに対応したInternet Explorer 11では、管理コンソールを使用できません。
アプリバーの[ページツール]で[デスクトップで表示する]を選択し、デスクトップ版 Internet Explorer 11に変更して使用してください。


ドキュメントモードについて

Interstage管理コンソールは、ドキュメントモード「IE5 Quirksモード」で動作します。


ファイルの指定方法について

アプリケーションの配備などでファイルを指定する場合、入力フィールドに直接パスを指定することはできません。[参照]ボタンをクリックし、ファイルの参照ダイアログを使用してファイルを指定してください。


ファイルまたはログのダウンロード時の動作について

ファイルまたはログのダウンロード時に以下のどちらかのメッセージが出力された場合、ダウンロードが拒否されることがあります。

現在のセキュリティ設定では、このファイルをダウンロードできません。
ダウンロードしようとしているファイルのサイトは、信頼済みサイトにはなく、また表示しているWebサイトと違う可能性があります。

本現象が発生した場合は、以下の手順で回避してください。

  1. 管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
    この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。

  2. [レベルのカスタマイズ]をクリックします。

  3. [ダウンロード]セクションで、[ファイルのダウンロード]を「有効にする」に変更します。

注意

セキュリティ設定を変更するゾーンに信頼できないWebサイトが含まれる場合は、本設定を変更しないようにしてください。


ステータスバーにおけるメッセージの表示について

画面左下のステータスバーにメッセージ(「xxxを起動しています。しばらくお待ちください」など)が表示されません。
本現象が発生した場合は、管理コンソールを動作させるために必要なWebブラウザの設定が無効になっている可能性があります。
本現象は処理状態を示すメッセージが表示されないだけで、動作上の影響はありませんが、メッセージを表示する場合は、以下の手順で、管理コンソールが動作しているゾーンのWebブラウザの設定を有効にしてください。

  1. 管理コンソールを表示した状態で、Webブラウザの[ツール]メニューの[インターネット オプション]で、[セキュリティ]タブをクリックします。
    この時点で選択されているゾーンを変更しないでください。

  2. [レベルのカスタマイズ] をクリックします。

  3. [スクリプト]セクションで、[スクリプトでのステータスバーの更新を許可する]を「有効にする」に変更します。

注意

セキュリティ設定を変更するゾーンに信頼できないWebサイトが含まれる場合は、本設定を変更しないようにしてください。

ポイント

ステータスバーは、以下の手順で表示します。

  1. タブの右側の空白部分を右クリックします。

  2. 表示されるメニューで[ステータスバー]を選択します。


複数の管理コンソールの操作について

同一セッションの複数Webブラウザから管理コンソールを利用することはできません。管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
同一マシン上で複数の管理コンソールを利用する場合は、セッションが異なる複数のWebブラウザを起動してください。
Internet Explorerの対処方法は以下の通りです。

複数のタブの使用について

複数タブから管理コンソールを利用することはできません。管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
同一マシン上で複数の管理コンソールを利用する場合は、セッションが異なる複数のWebブラウザを起動してください。


ズーム機能を使用した場合の表示について

ズーム機能を使用した場合、画面表示が崩れることがあります。画面表示が崩れる場合は、標準倍率で使用してください。


Interstage シングル・サインオンの注意事項

複数のInternet Explorerを起動した場合の動作について

複数のInternet Explorerを起動し、ウィンドウ毎に異なるユーザIDで認証を行うことはできません。任意のウィンドウで認証に成功すると、その他のウィンドウも認証に成功した状態になります。

注意

ただし、Internet Explorerの[ファイル]メニューの[新規セッション]をクリックして起動したウィンドウの場合、異なるユーザIDで認証を行うことは可能です。この場合、すでに別のウィンドウで認証に成功していても、未認証の状態となります。


タブブラウズ機能について

認証画面の表示中に、タブブラウズ機能を使用して他のタブで認証を行うと、ウィンドウに「Waiting」と表示される場合があります。この状態で認証画面が表示中のタブを閉じてしまった場合、「Waiting」と表示されたタブで操作を継続することができなくなります。
本現象が発生した場合、ウィンドウを閉じて、再度ウィンドウを立ち上げることで回避することができます。


保護モード機能について

Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サーバに対する保護モードの設定が異なっている場合、認証処理が正しく行われない場合があります。Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サーバに対する保護モードの設定を合わせた運用を行なってください。