同一テーブル内の項目、管理ポイントに階層関係をもたせることができます。項目階層の定義により、ドリリングなどのデータ分析が容易になります。
項目階層の定義
1.メイン画面で階層定義を登録するテーブルを選択し、[編集]メニューから[項目階層の定義]を選択します。
→階層定義が登録済みの場合、「項目階層」に階層関係が表示されます。
[項目階層]から階層関係の上位項目となる項目を選択します。
[項目一覧]から階層関係の下位項目となる項目を選択します。
2.[階層追加]ボタンをクリックします。
→階層関係が定義されます。
または、マウス操作のドラッグ&ドロップにより定義することができます。
階層関係の下位項目となる項目を選択します。
[項目一覧]から下位項目を選択します。
[項目階層]から階層関係の上位項目となる項目にドラッグ&ドロップします。
→階層関係が定義されます。
項目階層の削除
項目階層を削除する場合は、以下の手順で行います。
[項目階層の定義]画面を表示し、削除する階層関係の下位項目になっている項目を選択します。
[階層クリア]ボタンをクリックします。
→項目階層が解除されます。
注意
項目階層は管理者だけが設定できます。
データ項目と管理ポイントとの階層は定義できません。
項目階層は、「上位」→「下位」…の順で定義します。
同じ項目を複数の項目階層に定義することはできますが、階層関係がループになる項目階層を定義することはできません。
項目階層を定義した項目を使用し集計実行後にドリルステップを実行した場合、項目階層の上位→下位の順に問い合わせが実行されます。
複合コード・演算項目についても階層関係の設定が可能です。
なお、本機能で項目階層の定義を行った場合、Navigatorの[レイアウト指定]画面の「データ項目」の表示方法には反映されません。
項目階層が定義されている項目から作成した全値型管理ポイントが複数ある場合は、管理ポイント間の階層関係に項目階層の定義が反映されます。
以下の項目は、項目階層を定義できません。
FLOAT型のデータ項目
DECIMAL型かNUMERIC型で、桁数が18桁を超えるデータ項目
CHARACTER型かVARCHAR型で、桁数が80桁を超えるデータ項目
NCHAR型かNVARCHAR型で、桁数が40桁を超えるデータ項目
結果データの属性が、NCHAR型かNVARCHAR型になる拡散演算式項目
基準日をもつ時間演算項目
項目階層は起点となる項目を含めて256階層まで定義することができます。