設定が必要な環境変数
環境変数 | 設定内容 |
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ORACLE_HOME | 32bit論理空間で利用する場合、プラガブル・データベースを利用する場合、またはリモート構成の場合は、Oracleクライアントをインストールしているディレクトリを絶対パスで設定してください。 それ以外の場合は、Oracleデータベースをインストールしているディレクトリを絶対パスで設定してください。 |
PATH | 以下のディレクトリを絶対パスで設定してください。
例) /opt/oracle/app/oracle/product/19.3.0/dbhome_1/bin /opt/oracle/app/oracle/product/19.3.0/client_1/bin
※/opt/FJSVenaviは、Enterprise Editionの場合です。その他のエディションを利用している場合は、“Navigatorサーバのインストール”を参照して、ディレクトリを確認してください。 注意 本環境変数は、部門環境設定ファイルには指定できません。 |
LD_LIBRARY_PATH | 以下のディレクトリを絶対パスで設定してください。
例) /opt/oracle/app/oracle/product/19.3.0/dbhome_1/lib /opt/oracle/app/oracle/product/19.3.0/client_1/lib 【Solarisの場合】
【Linuxの場合】
※/opt/FJSVenaviは、Enterprise Editionの場合です。その他のエディションを利用している場合は、“Navigatorサーバのインストール”を参照してください。 注意 本環境変数は、部門環境設定ファイルには指定できません。 |
RN_BASERDBMS | 辞書のデータベースの種別を設定します。
例)RN_BASERDBMS=ORACLE |
ORACLE_SID | OracleのSID名を設定してください。 |
RN_ORACLE_RELEASE | Oracleのリリースバージョンを設定します。
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TWO_TASK | 32bit論理空間で利用する場合、プラガブル・データベースを利用する場合、またはリモート構成の場合は、NavigatorサーバからOracleのデータベースに接続するため、Oracleのサービス名を設定します。 例)TWO_TASK =orcl ポイント サービス名の登録について 本環境変数に設定するOracleのサービス名は、あらかじめ登録しておく必要があります。
なお、プラガブル・データベースを利用する場合は、プラガブル・データベースに直接接続できるようにサービスを登録する必要があります。 Oracleのサービス名についての詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください。 |
RN_ORACLE_DATETYPE | OracleのDATE型の項目をNavigatorで使用する場合のデータの形式を指定します。
なお、YYYYは西暦4桁、MMは月2桁、DDは日2桁、HH24は時間2桁(24時間表示)、MIは分2桁、SSは秒2桁です。 本環境変数は省略可能です。本環境変数の指定を省略すると、RN_ORACLE_DATETYPE=1となります。 本環境変数に2を設定した場合、DATE型のデータの形式は'YYYY-MM-DD'で扱われます。このときのOracleのDATE型項目の時分秒のデータは、すべて'0'である必要があります。 OracleでDATE型の日付書式を'YYYY-MM-DD'に設定して、データを作成すると、時分秒はすべて'0'になります。 OracleのDATE型項目の日付書式は、Oracleの初期化パラメタNLS_DATE_FORMATで指定することができます。 本環境変数は、運用中に変更することはできません。 |
TMPDIR | 作業ファイルの作成先ディレクトリを指定します。 詳細は“2.4 作業ファイルの作成場所と見積もり方法”を参照してください。
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文字コードの環境変数 | 上記以外にデータベースの文字コードを設定します。 文字コードの設定については、“第10章 文字コード別の環境設定”を参照してください。 |
必要に応じて設定する環境変数
環境変数 | 設定内容 |
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RN_ORACLE_HOST_ARRAYS | Oracleをご利用の場合に、必要に応じて指定してください。 OracleからNavigatorにデータを読み込む処理では、1回に読み込むデータ行数は1000件です。1回ごとに1件の読み込みにする場合は、本環境変数を指定します。 注意 「1」以外の設定値は無視され、初期値の「1000」で動作します。 |
RN_ORACLE_TIME_OPERATION_MODE | 時間演算の結果を翌年の同月同日をもって1年経過、および翌月の同日をもって1ヶ月経過とします。
注意 本環境変数が指定されない場合、時間演算の結果は単位が年数および月数の場合はMONTHS_BETWEEN関数、日数の場合は日付算術の結果に基づきます。 |