条件指定問い合わせ機能を利用する場合または、定型問い合わせ機能で利用者が最新の問い合わせ結果を参照する運用の場合、問い合わせ時間と問い合わせ結果の転送に時間を要する場合があります。
このため、Webサーバ(Interstage Application Server)やファイヤウォールなどの通信機器による通信監視機能を使用する場合、タイムアウト時間の設定は、問い合わせ時間および問い合わせ結果の転送時間より長く設定しておく必要があります。
タイムアウト時間のほうを短くすると、問い合わせの途中でタイムアウトが発生し、問い合わせ結果が得られない状態が発生する可能性があります。
例えば、Webサーバ(Interstage Application Server)、Proxyサーバ、ファイヤウォールのタイマ監視機能を使用する場合は、すべてのタイマ監視機能での設定値を問い合わせ時間および問い合わせ結果の転送時間より長く設定し、各タイマ監視機能の設定値の関係は、以下のようにしてください。
ワークユニット<Webサーバ<Proxyサーバ<ファイヤウォール |
ワークユニットのタイムアウトの設定については、“4.6.2 ワークユニットのタイムアウトの設定”を参照してください。
その他の、タイマ監視機能についての詳細は、各製品マニュアルを参照してください。