XML辞書ファイル登録コマンドを実行するために、必要な環境の設定方法を説明します。
環境変数の設定
XML辞書ファイル登録コマンドを実行するには、以下の環境変数が必要となります。(設定されてない場合、コマンド実行時にエラーとなります。)
RN_SHUNSAKU_META_DIR
XML辞書ファイル格納位置を設定してください。
XML辞書ファイル格納位置とは、XMLメタ定義ファイルをコマンドによって登録した際に作成されるXML辞書ファイルの格納位置のことです。
例:D:\NAVIDIC
以下にコンソールからの設定例を示します。
set RN_SHUNSAKU_META_DIR=D:\NAVIDIC |
XML辞書ファイル登録コマンドを実行するには、以下の5つの環境設定が必要となります。(省略不可の環境変数が設定されてない場合、コマンド実行時にエラーとなります。)
RN_SHUNSAKU_META_DIR(※省略不可)
XML辞書ファイル格納位置を設定してください。
XML辞書ファイル格納位置とは、XMLメタ定義ファイルをコマンドによって登録されるXML辞書ファイルを格納するディレクトリです。
例:/opt/FJSVenavi/etc
PATH(※省略不可)
以下のディレクトリを絶対パスで設定してください。
Navigator Serverの実行ファイルが存在するディレクトリ
例:/opt/FJSVenavi/bin
/usr/bin
LD_LIBRARY_PATH(※省略不可)
以下のディレクトリを絶対パスで設定してください。
Navigator Serverの実行ファイルが存在するディレクトリ
例:/opt/FJSVenavi/bin
/usr/lib
RN_CHARACTER_SET
Navigator Serverの環境設定ファイルにてRN_CHARACTER_SETに設定されているコードと同じものを指定してください。
LANG
Navigator Serverの環境設定ファイルにてLANGに設定されているコードと同じものを指定してください。
LC_ALL(※Linuxの場合のみ設定)
Navigator Serverの環境設定ファイルにてLC_ALLに設定されているコードと同じものを指定してください。
Cシェルの場合
=================================================================================== setenv RN_SHUNSAKU_META_DIR /opt/FJSVenavi/etc setenv PATH /opt/FJSVenavi/bin:/usr/bin setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVenavi/bin:/usr/lib setenv RN_CHARACTER_SET EUC setenv LANG ja =====================================================================================
Bシェルの場合
=================================================================================== RN_SHUNSAKU_META_DIR=/opt/FJSVenavi/etc; export RN_SHUNSAKU_META_DIR PATH=/opt/FJSVenavi/bin:/usr/bin; export PATH LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVenavi/bin:/usr/lib; export LD_LIBRARY_PATH RN_CHARACTER_SET=EUC; export RN_CHARACTER_SET LANG=ja_JP.eucJP; export LANG LC_ALL=ja_JP.eucJP; export LC_ALL =====================================================================================
実行時の環境
本コマンドを実行するためには、あらかじめFujitsu XML Libraryをサーバにインストールしておく必要があります。