ページの先頭行へ戻る
Interstage Navigator ServerV9.5.0 ユーザーズガイド(Webクライアント編)
FUJITSU Software

6.3.2 クロスクエリの操作イメージ

売上上位3店舗に絞った売れ筋商品の分析レポートを、クロスクエリ機能を使って作成する例を示します。

問い合わせファイルの作成

レポートの基となる問い合わせファイル(売れ筋商品である「エアコン」を対象に、価格帯別売上高の分析レポート)を作成します。

  1. [問い合わせレイアウト]画面を表示します。

  2. 以下を指定します。

    • 表側:管理ポイント[商品分類]から[店舗名]、管理ポイント[商品分類]から[価格帯]

    • 表頭:管理ポイント[時間]から[当月]

    • データ:データ項目[売上実績]から[売上額]

    • 条件:管理ポイント[商品分類]から[商品中分類]

    • 表のオプション:[表頭]の[総計列]を表示しない

    →[条件]フィールドに[商品中分類]を貼りつけると、[条件の指定]画面が表示されます。

  3. ここで売れ筋商品の「エアコン」だけを表示するように、[対象とする]に「エアコン」のみを残して、残りは、「対象としない」に移動します。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

  5. 問い合わせレイアウトを、ファイル名「店舗別売上.rne」で保存します。

CSVファイルの作成

店舗別の売上ランキングの問い合わせ結果をCSVファイルとして保存します。

  1. [問い合わせレイアウト]画面を表示します。

  2. 以下を指定します。

    • 表頭:管理ポイント[時間]から[月度]
      (ここでは、期間指定で、2007年7月~2007年7月に設定します。)

    • 表側:管理ポイント[店舗分類]から[店舗名]

    • データ:データ項目[売上実績]から[売上実績]

  3. 順位を指定します。

    データ項目[売上実績]を[データ]フィールドの一番左側に貼り付け、[項目の詳細指定]で、以下を設定します。

    • [項目名]で、項目名を「順位」に変更します。

    • [集計方法]で、[ランク集計]チェックボックスをチェックし、[降順]を選択します。

    • [並べ順]で、[並べ替え]を[昇順]に、[表示行数]を[上位]-[10]に設定します。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

  5. [実行]ボタンをクリックします。

    →問い合わせ結果が表示されます。

  6. [ダウンロード]ボタンから、[CSV形式]を選択して、ファイル名を「店舗別売上ランキング.csv」で保存します。

クロスクエリの操作

作成したCSVファイルを条件に指定して、売上上位3店舗の売れ筋商品(ここでは、「エアコン」)の価格帯別売上高を表示します。

  1. “問い合わせファイルの作成”で作成した問い合わせファイル「店舗別売上.rne」を開きます。

  2. 条件フィールドに、データ項目[店舗名]を指定します。

    →[条件]フィールドに[店舗名]を貼りつけると、[条件の指定]画面が表示されます。

  3. [条件の指定]画面で、[問い合わせ実行時に指定]を選択します。

  4. [実行時指定]タブで、[条件ファイルの変更]にCSVファイルを入力し、[設定]ボタンをクリックします。

    →[現在の条件ファイル]に指定したCSVファイルが表示されます。

  5. CSVファイル上のデータ位置や範囲を指定します。

    CSVファイルのデータのうち、上位3店舗を示す(上図の赤枠)範囲を指定します。

    • 開始行:3

    • 終了行:5

    • 対象列:1

  6. [OK]ボタンをクリックします。

    →[レイアウトの指定]画面に戻ります。

  7. [実行]ボタンをクリックします。

    →問い合わせが実行され、売上上位3店舗に絞った、売れ筋商品の分析レポートが表示されます。