[問い合わせの作成]画面での注意事項を以下に示します。
件数(重複を除く)を指定できずに、集計表の作成でエラーとなる場合
以下の場合に、件数(重複を除く)を指定できません。集計表の作成でエラーとなります。
別の項目の集計方法に、件数(正の値)、幾何平均または調和平均を指定した場合。
[表側]フィールド、または[表頭]フィールドに時間型の管理ポイントを指定した場合で、管理ポイントの元になった時間項目が、Navigatorで定義した時間の単位よりも詳細な値を持っている場合。
例:「年月日時分秒」の値を持っている項目を、「年月日」、「年月」などの形式で時間型の管理ポイントとして指定した場合。
なお、項目の定義については運用管理に確認してください。
範囲型のカテゴリ型管理ポイントを指定し、[管理ポイントの詳細指定]画面の[性能]の[CASE式オプション]で[CASE式を使用しない]を選択した場合。
データの規則性による分類を行ったカテゴリ型管理ポイントを指定した場合。
演算項目から作成した管理ポイントを、表側または表頭に指定した場合。
複合コードから作成した管理ポイントを、表側または表頭に指定した場合。
時間演算から作成した管理ポイントを、表側または表頭に指定した場合。
注意
演算項目または時間演算から作成した管理ポイントが範囲型の時、[管理ポイントの詳細指定]画面の[性能]の[CASEオプション]で[CASE式を使用しない]を選択した場合はエラーとなりますが、[CASE式を使用する]を選択した場合は正しい結果が表示されます。
演算項目から作成した管理ポイントを、表側または表頭に指定した場合。
演算項目をデータ項目に指定した場合。
件数(重複を除く)の結果が、実際より多い値になる
以下の場合の件数(重複を除く)の結果は、実際より多い値になります。
カテゴリがデータベース上の値と1対1に対応していないカテゴリ型の管理ポイントを指定している場合。
表側または表頭に時間型の管理ポイントを指定した場合で、管理ポイントの元になった時間項目より大きな時間単位で集計を行った場合。
例:元になっている時間項目のデータ形式が「年月」の場合は「年度」、「年月日」の場合は「年度」または「月度」を指定した場合。
「その他」、「未分類」、「中計」、および「総計」の行または列の場合、件数(重複を除く)の結果は、実際より多めの値になります。
合計後演算を指定できずに、集計表でエラーとなる
以下の場合に合計後演算を指定できません。集計表でエラーとなります。
時間演算で定義されたデータ項目に指定した場合。
拡張演算で定義されたデータ項目に指定した場合。
0件の問い合わせ
読み込まれるデータが、システム管理者が設定した最大サイズを超えた場合は、問い合わせの結果が0件のレポートが表示されます。
0件の問い合わせ結果が表示された場合は、以下のように対処してください。
レポートのレイアウトを変更して、問い合わせ結果が読み込みデータ最大サイズ内に収まるようにしてください。なお、指定したレイアウトで問い合わせ表を作成する必要がある場合は、システム管理者へ読み込みデータ最大サイズが変更することができるか、問い合わせてください。
件数が最大サイズを超えた場合
データ件数を減らすようにレイアウト変更をします。以下に具体例を示します。
[表側]フィールドにレイアウトされた管理ポイントの区分け内容を変更して、データ件数を減らします。
[条件の指定]タブの[条件]フィールドにレイアウトされたデータ項目や、[表側]フィールドにレイアウトされた管理ポイントに対して条件を指定することで、データ件数を減らします。
バイト数が最大サイズを超えた場合
「件数が最大サイズを超えた場合」の方法に加えて、以下のような方法により、バイト数を減らすようにレイアウトを変更します。以下に具体例を示します。
[レイアウトの指定]画面の、[表頭]フィールドにレイアウトされた管理ポイントの区分け内容を変更して、データ件数を減らします。
[表頭]フィールドにレイアウトされたデータや「表頭」フィールドにレイアウトされた管理ポイントをいくつか削除することで、データ列数を減らします。
システム管理者は「読み込みデータ最大サイズ設定機能」の設定を変更することで、一般利用者の問い合わせに対応できます。
「読み込みデータ最大サイズ設定機能」は、以下の環境変数を設定することで変更できます。環境変数については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
RN_MAX_DATA_FUNC
RN_MAX_DATA_KBYTE
RN_MAX_DATA_NUMBER