問い合わせ結果を、Excelのワークシートに貼り付ける方法について説明します。
ここでの説明は、[Navigator Windowsクライアント]画面に、「問い合わせ結果」が表示されている状態から説明しています。
一つのワークシートに貼り付ける場合
問い合わせ結果をそのままExcelのワークシートに貼り付ける場合の手順を説明します。
問い合わせを実行し、問い合わせ結果を表示します。
[Navigator Windowsクライアント]画面で、[ツール]メニューから[Microsoft Excel]を選択します。
→Excelが起動されて、問い合わせ結果がExcelのワークシートに貼り付けられます。なお、Excel形式で
表示されます。
注意
ごく一部の常駐ソフトウェアで、Navigatorのプロセスに影響を与えることがあります。貼り付けがうまく行われない場合は、常駐ソフトウェアを終了してから操作をやり直してみてください。
データの属性およびカンマ区切りの指定方法により、以下のようにセルの書式が設定されます。
セルの書式 | 指定方法 |
---|---|
通貨 | 数値型、カンマ区切り指定 |
標準 | 数値型、カンマ区切り指定なし |
標準 | 文字型 |
扱えるデータは、1048576行、16384列まで、1つのセルで扱える文字は32767文字です。
複数のワークシートに貼り付ける場合
出力形式を指定すると、問い合わせ結果を複数のワークシートに分割して貼り付けることができます。
[Navigator Windowsクライアント]画面で、[ツール]メニューから[オプション]を選択します。
→[オプション]画面が表示されます。
[出力形式]タブをクリックします。
→[出力形式]を指定する画面が表示されます。
[Excel出力オプション]の[改ページする(Excel 97-2003 形式)]チェックボックスをチェックし、改ページする基準となるカテゴリが何列目かを入力します。
注意
改ページは、Excel 97-2003 形式のみ対応しています。
[OK]ボタンをクリックします。
→[Navigator Windowsクライアント]画面に戻ります。
[Navigator Windowsクライアント]画面で、[ツール]メニューから[Microsoft Excel]を選択します。
→Excelが起動されて、以下のようにExcel 97-2003 形式で複数のワークシートに貼り付けられます。
注意
扱えるデータは、Excel 97-2003 形式に従い、65,536行、256列まで、1つのセルで扱える文字は256文字です。Excel 97-2003 形式の制限値を超えるデータに改ページを行う場合は、以下のいずれかの対応をしてください。
NavigatorとExcelのアプリケーションと連携し、Excel形式の問い合わせ結果を取得します。取得した問い合わせ結果に対して、改ページを設定してください。ただし、このとき、問い合わせ結果をExcelに貼り付けた時点で、自動的にファイルが保存されるため、削除する場合は、手動で削除する必要があります。
保存先は、環境変数でTEMPまたはTMPで設定されているディレクトリまたは任意に変更したディレクトリです。設定されていない場合は、カレントディレクトリに保存されます。Excelのアプリケーションと連携する場合は、“第5章 Excel/その他のアプリケーションと連携する”を参照してください。
Excel形式で保存後、Excelで参照し、必要に応じて書式を設定してください。
複数の問い合わせ結果を一つのワークシートに貼り付ける
マルチクロスレポートのように複数の問い合わせ結果を作成した場合でも、結合して、一つのワークシートに貼り付けることができます。
[Navigator Windowsクライアント]で、[ツール]メニューから[オプション]を選択します。
→[オプション]画面が表示されます。
[出力形式]タブをクリックします。
→[出力形式]を指定する画面が表示されます。
[Excel出力オプション]の[複数の問い合わせ結果を結合する]チェックボックスをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。
→[Navigator Windowsクライアント]画面に戻ります。
[Navigator Windowsクライアント]画面で、[ツール]メニューから[Microsoft Excel]を選択します。
→結合された問い合わせ結果がExcelのワークシートに貼り付けられます。[アプリ登録]の設定に従って、Excel形式またはExcel 97-2003 形式で貼り付けられます。