ページの先頭行へ戻る
Interstage Navigator ServerV9.5.0 Martbuilderユーザーズガイド
FUJITSU Software

4.1 データマート生成のバッチ実行の概要

Navigatorが提供するマートバッチコマンドを利用して、データマートをバッチ生成することができます。

データマートをバッチ生成する場合は、以下の作業を行います。

  1. 問い合わせファイルの作成

  2. マートバッチ定義ファイルの作成

  3. マートバッチ接続設定ファイルの作成

  4. ログディレクトリの作成

  5. 実行環境の設定

  6. マートバッチコマンドの実行

問い合わせファイルの作成

Navigatorクライアントで問い合わせを行い、問い合わせファイルを作成します。

サーバでマートバッチを実行する場合には、ftpなどを使用して、クライアントからサーバへ問い合わせファイルを転送します。ftpでの転送は、バイナリ、アスキーのどちらのモードでも可能です。

マートバッチ定義ファイルの作成

作成するマートを指定するマートバッチ定義ファイルを作成します。

詳細は、“4.2 マートバッチ定義ファイルの作成”を参照してください。

マートバッチ接続設定ファイルの作成

Navigatorに接続するためのマートバッチ接続設定ファイルを作成します。

マートバッチをサーバで実行する場合にもマートバッチ接続設定ファイルは必要です。

詳細は、“4.3 マートバッチ接続設定ファイルの作成”を参照してください。

ログディレクトリの作成

データマート生成のログを格納するディレクトリを作成します。

マートバッチを実行するユーザには、このディレクトリの下に資源を作成する権限が必要です。

マートバッチコマンドの実行

サーバ、またはクライアントから、マートバッチコマンドを実行します。データマートを定期的に自動生成したい場合は、WindowsサーバではATコマンドなどから、UNIXではcronなどから、マートバッチコマンドを使用することができます。マートバッチコマンドの構文は、以下のとおりです。

symnavim マートバッチ定義ファイル名 ログファイルディレクトリ名