リソースファイルの種類
リソースファイルには、以下の種類があります。
ファイルの種類 | ファイル名 | 役割 |
---|---|---|
XMLファイル | リソースファイル名.xml | Shunsakuに登録する検索用データのファイル(XML形式のデータ格納ファイル)です。 |
スクリプトファイル |
| ShunsakuへXMLファイルを登録するためのスクリプトです。スクリプトファイルを使用する場合は、内容に問題のないことを確認してください。必要であればスクリプトファイルの修正後、XMLファイルの登録を行ってください。 |
生成されるXMLファイルの形式
生成されるXMLファイルの形式を以下に示します。
[一行で一文書]が選択された場合
問い合わせ結果の1レコード分を1文書として、すべてのレコードを出力します。
[ルート要素名]には、指定された“ルート要素名”が使用されます。
付加情報が指定されている場合は、すべての文書でルート要素の1番目の子要素として追加します。
文書ごとに、問い合わせ結果の1項目分の情報を1要素(項目要素)とし、すべての項目をルート要素の子要素として生成します。
各項目要素名は、問い合わせ結果の対応する各項目の見出しとなります。ただし、縦横集計表の場合、項目要素名は、表頭の最上段から順に各段の見出しを_(アンダーバー)で結合して生成されます。
問い合わせ結果の各項目のデータを、その項目に対応する項目要素のコンテンツとして生成します。
[全体で一文書]が選択された場合
XML宣言(XMLのバージョン宣言(1.0)、および文字コード宣言)を生成します。
問い合わせ結果全体を1文書として出力します。
[ルート要素名]には、指定された“ルート要素名”が使用されます。
付加情報が指定されている場合は、ルート要素の1番目の子要素として追加します。
問い合わせ結果の1レコード分の情報を1要素(レコード要素)として、すべてのレコードをルート要素の子要素として生成します。
[レコード要素名]には、指定された“レコード要素名”が使用されます。
問い合わせ結果の1項目分の情報を1要素(項目要素)とし、すべての項目をレコード要素の子要素として生成します。
各項目要素名は、問い合わせ結果の対応する各項目の見出しとなります。ただし、縦横集計表の場合、項目要素名は、表頭の最上段から順に各段の見出しを_(アンダーバー)で結合して生成されます。
問い合わせ結果の各項目のデータを、その項目に対応する項目要素のコンテンツとして生成します。
要素名の最大長は256バイトです。縦横集計表の場合に、自動的に生成された要素名が256バイトを超える場合は、256バイトに収まるようにカットされます。また、各段の見出しが64バイトを超える場合は、各段ごとに64バイトに収まるようにカットされます。
付加情報のコンテンツの最大長は256バイトです。他のコンテンツの長さに制限はありません。
XMLファイルの1行の最大長は65536バイトです。
コード変換が行われる場合、コード変換後の文字列長が確実に定量制限内に収まるように事前にカットされます。
要素名、コンテンツの末尾の半角空白、および全角空白は削除されます。
縦横集計表の場合、[総計]、[中計]以外の段の見出しがASCII文字のみで構成されているとき、[総計]、[中計]は、他の段の見出しにあわせ[TOTAL]、[SUBTOTAL]に変換されます。
コンテンツに以下の文字が出現した場合は、XML1.0の規約に従い、次のように変換されます。
変換前のデータ | 変換後のデータ |
---|---|
< | < |
> | > |
& | & |
‘ | ' |
“ | " |
リソースファイルがXMLファイルのときの出力例
XMLの形式で一行一文書を選択した集計表の場合
問い合わせ結果
出力結果
ルート要素名:売上の高い県
付加情報:要素名指定なし、コンテンツ指定なし
<売上の高い県> <地方>北海道地方</地方> <県名>北海道</県名> </売上の高い県> <売上の高い県> <地方>東北地方</地方> <県名>福島県</県名> </売上の高い県> : : 以下省略 |
XML形式で一行一文書を選択した縦横集計表の場合
問い合わせ結果
出力結果
ルート要素名:SALE
付加情報:要素名=表作成日、コンテンツ=20040506
<SALE> |
XML形式で、全体で一文書を選択し、文字コードの選択でShift-JISを選択した場合
問い合わせ結果
出力結果
ルート要素名:2004年度ベスト3
レコード要素名:record
付加情報:要素名=作成者、コンテンツ=鈴木
<?xml version=”1.0” encoding=”Shift_JIS” ?> <2004年度ベスト3> |
リソースファイルがスクリプトファイルのときの出力例
【UNIXの場合】
リソースファイル名=SALES
director識別子=direct1
スクリプト実行OS=Solaris
スクリプト実行時のXMLファイル配置先=/home/xml
#!/bin/sh shundimport -s direct1 -f '/home/xml/SALES.xml' |
【Windowsサーバの場合】
リソースファイル名=SALES
director識別子=direct1
スクリプト実行OS=Windows
スクリプト実行時のXMLファイル配置先=D:\xml
shundimport -s direct1 -f "D:\xml\SALES.xml" |