データマート生成(Essbaseサーバに出力)は、以下の手順で行います。
データの問い合わせ・集計
メニューの選択
Essbaseと接続
データマートの情報の指定
データマートの出力
データの問い合わせ・集計
Navigatorクライアントを起動して、問い合わせ表を作成します。
メニューの選択
[データマート生成]メニューの[Essbaseに出力]を実行します。
Essbaseと接続
以下の手順で、Essbase サーバにログインします。
[Essbaseに接続]画面に、ユーザ名、パスワード、およびサーバを入力します。
(1) | ユーザ名 | Essbase サーバにログインするためのユーザ名を入力します。 |
(2) | パスワード | (1)で指定したユーザのパスワードを入力します。 |
(3) | サーバ | Essbase サーバのサーバ名を、ドロップダウンリストボックスから選択するか、直接入力します。 30バイト以内で指定します。 |
[OK]ボタンをクリックすると、表示されている内容で、Essbase サーバにログインします。
[キャンセル]ボタンをクリックすると、Essbase サーバへのログインを中止します。
データマートの情報の指定
Essbaseサーバに接続すると、[データマート生成(Essbase)]画面が表示されます。ここで出力するデータマートの情報を指定します。
(1) | アプリケーション | データベースを作成する先のアプリケーション名を指定します。下のアプリケーション一覧から作成先のアプリケーションを選択すると、[アプリケーション]フィールドに選択されたアプリケーション名が表示されます。また、右側のデータベース一覧に選択されたアプリケーションのデータベース一覧が表示されます。 [アプリケーション]フィールドに直接アプリケーション名を入力することもできます。 入力されたアプリケーションが存在しない場合には、アプリケーションを作成します。 |
(2) | データベース | 作成するデータベース名を指定します。下のデータベース一覧から作成先のデータベースを選択すると、[データベース]フィールドに選択されたデータベース名が表示されます。 さらに、[データベース]フィールドに直接データベース名を入力することもできます。 [データベース]フィールドに表示されているデータベースが存在する場合には、1度既存のデータベースが削除され、その後新たにデータベースが作成されます。 |
(3) | データベースを作成する | データベースを作成するアウトラインを作成後、データをロードし、デフォルト計算(※)を行います。ロードファイルは作成されません。 |
(4) | データベースとロードファイルを作成する | アウトラインを作成後、データをロードし、デフォルト計算を行います。ロードファイルを作成するためのロードファイル名の入力が必要です。 |
(5) | ロードファイルのみ作成する | ロードファイルだけを作成します。ロードファイル名の入力が必要です。 |
(6) | アウトラインのみ作成する | アウトラインだけを作成します。 |
(7) | アウトラインとロードファイルを作成する | アウトラインとロードファイルを作成しますが、データのロードは行いません。ロードファイル名の入力が必要です。 |
(8) | ロードファイル名 | ロードファイルを作成する場合に、作成するロードファイルの名前を指定します。 詳細は“6.5.10 ロードファイル名について”を参照してください。 |
(9) | データのメンバ名をユニークにする | Essbase サーバではすべてのメンバ名がアウトライン中で一意でなければならないためNavigatorは自動的にユニークメンバ名の生成を行います。ユニークメンバ名を生成しない場合には、[データのメンバ名をユニークにする(U)]のチェックボックスをオフにしてください。 |
(10) | 自動 | すべてのディメンションのデータの記憶方式を自動的に行います。通常は、[自動]を選択してください。 [自動]を選択した場合、各ディメンションの記憶方式に密、または疎の設定がされますが、最適化はされません。最適化する場合はEssbase サーバ付属のアプリケーションマネージャで記憶方式の設定の変更をする必要があります。 |
(11) | すべて密 | すべてのディメンションを密で作成します。すべてのディメンションのデータの密度(データの存在する割合)が非常に高くなる場合に選択してください。 |
(12) | すべて疎 | すべてのディメンションを疎で作成します。すべてのディメンションのデータの密度(データの存在する割合)が非常に低くなる場合に選択してください。 |
※Navigator Serverでは、デフォルト計算の元となるアウトラインのメンバに付属した式は、すべて「+」に設定されます。
データマートの出力
[OK]ボタンをクリックして、表示されている内容で、Essbase サーバにデータマートを出力します。
[キャンセル]ボタンをクリックすると、データマートの出力は中止されます。