Navigatorプロセスは、保守の観点から、core生成可能なサイズ制限を無制限にして動作します。本環境変数を設定することで、core生成可能なサイズ制限を、OSの環境に依存させることができます。
ただし、OSのダンプ機能によるトレースログ取得機能を有効にするために、coreイメージファイルがサイズ制限なしに生成される必要があるため、本環境変数をON指定することは推奨しません。
OSの管理者が何らかの理由でcore生成可能なサイズに上限を設ける必要がある場合には、ONを指定してください。
Linuxの場合には、OSによってcore生成可能なサイズの初期値が「0」に設定されていることがあります。OFFにする前に環境を確認してください。
core生成可能なサイズ制限に関しては、OSのマニュアルを参照してください。
設定値
core生成可能なサイズ制限を「OSの環境に依存する」場合
ON |
core生成可能なサイズ制限を無制限にする場合
OFF |
なお、本環境変数を指定する場合、Navigatorサーバをサービス登録する際に、"server"属性の値の指定を、認証タイプに関わらず「エンタープライズ認証の場合」に相当する設定を行う必要があります。
設定例
core生成可能なサイズ制限を「OSの環境に依存する」場合の設定例:
RN_LIMIT_CORESIZE_DEFAULT=ON |
初期値(省略値)
OFF |
必要レベル
必須/任意 | 任意 | |
環境 | 辞書データベース | - |
参照データベース | - | |
アーキテクチャ(32bit/64bit) | - | |
文字コード | - | |
関連製品 | - | |
機能 | - | |
その他 |
|
環境設定ファイルの種類
環境設定ファイル
関連環境変数
特に無し。
使用可能製品
Interstage Navigator Server Enterprise Edition
Interstage Navigator Server Standard Edition
注意事項
Navigatorのコマンドプロセスに本環境変数を設定する場合は、コマンドの実行環境には、本環境変数を事前にsetenvなどで設定してください。