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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

21.1.1 フィルタファイルの作成

カタログを利用するユーザの範囲を指定するためのファイル(以降、フィルタファイルと呼びます)を作成します。

任意のバス名でファイルを作成し、以下の書式にしたがって、カタログを利用する利用者を定義します。

フィルタファイルの書式

フィルタファイルの書式は、次のとおりです。

フィルタファイルには、Navigatorサーバを利用するユーザの登録情報にあわせてユーザID、グループIDの範囲を指定します。

書式は、IDの種類と、利用できる利用者のIDの範囲を指定します。カンマの後ろに設定するIDの範囲を記載してください。

IDの種類とIDの範囲を複数行記述できます。複数行記述した場合、or条件となります。

;コメント
IDの種類,IDの範囲指定
IDの種類,IDの範囲指定


グループ1は、グループID「200000」に属するユーザID「20000~20099」のユーザと、グループ2は、グループID「30000」に属するユーザID「30000~30100」までのユーザがカタログを利用できるように指定します。

(Navigatorサーバを利用できるユーザを含む範囲をしてすることができます。)

  • Navigatorサーバを利用できるユーザの登録情報

    グループID

    ユーザID

    20000

    20000~20099

    30000

    30000~30100

  • フィルタファイルの記述内容

    ;グループ1
    USRID,20000-20099
    GRPID,20000
    ;グループ2

    USRID,30000-30099
    GRPID,30000

    これにより、Navigatorサーバを利用できるユーザがすべてカタログを利用できます。

参考

すべての利用者が利用できるようにする場合

USRID,0-
GRPID,0-

ユーザID「0」以降のユーザIDがカタログを利用できる利用者になります。

注意

UNIXの場合に、OSなどのユーザ管理のシステムに、Navigatorのユーザ以外が登録されている場合は、Navigatorのユーザの範囲を指定してください。範囲外のユーザを含んでしまった場合には、権限操作の表示でNavigatorユーザでない利用者が表示されます。