ページの先頭行へ戻る
Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

8.2.2 辞書出口モジュールの使用に必要な環境変数

辞書出口モジュールを使用した運用を行う場合、環境設定ファイルに以下の設定を行ってください。

環境変数

説明

RN_DICTIONARY_EXIT

Navigatorが辞書出口モジュールを使用するかを指定します。

  • ON:使用する

  • OFF:使用しない

省略した場合は、OFFが指定されたものとみなします。

RN_DICEXIT

辞書出口モジュールのライブラリ名を設定します。未設定の場合は、以下のライブラリを辞書出口モジュールと認識します。

  • UNIXの場合
    libKVRDIC_DICEXIT.so

  • Windowsサーバの場合
    kvrdic_dicexit.dll

RN_DICEXIT_DLOPEN_OPTION

RTDL_GLOBAL|RTLD_LOCAL
UNIXの場合、辞書出口モジュールのオープンフラグの状態を指定します。dlopen()ライブラリ関数が指定された値に従って、以下のフラグでローディングします。

  • RTLD_GLOBAL: "RTLD_LAZY|RTLD_GLOBAL"

  • RTLD_LOCAL : "RTLD_LAZY"

環境変数未指定時は、RTLD_LOCALが指定されたものとみなします。
RTLD_GLOBALフラグの意味については、OSのマニュアルを参照してください。

注意

本環境変数は、部門環境設定ファイルには指定できません。環境設定ファイルに指定してください。認証出口モジュールと同一のライブラリとする場合は、RN_DLOPEN_OPTIONの値と同じ値を指定しなければなりません。

RN_DICEXIT_CLOSEINFO_KIND

公開、または非公開のどちらの情報を外部から取得するかを指定します。

  • OPEN:公開情報の場合

  • CLOSE:非公開情報の場合

省略した場合は、CLOSEが指定されたものとみなします。

OSによって以下の作業が必要になります。