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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

7.1.2 Windowsの場合

OS認証では、システム管理者が以下の手順で登録作業を行います。

7.1.2.1 OSへのユーザ登録

ユーザの登録は、コンピュータの管理を使用して、OSで行います。

ここで指定したユーザとパスワードは、Navigatorのログオン時に表示される[サーバに接続]画面で指定する値となります。

Active Directoryを利用する場合は、Active Directoryにユーザを登録します。

なお、エンタープライズ辞書運用の場合、全社管理者をAdministratorsグループに所属するように指定します。

7.1.2.2 Navigator Serverへのグループとユーザの登録

【部門辞書運用の場合】

Navigatorサーバへのグループとユーザの登録は、以下の手順で行います。

[Navigator Serverユーザ登録]画面の起動

[スタート]メニューから[Interstage Navigator Server]の[Navigator Serverユーザ登録]を選択し、起動します。

→[Navigator Server ユーザ登録]画面が表示されます。

グループの作成

グループを作成します。

  1. [Navigator Server ユーザ登録]画面で、以下のテキストボックスに入力します。

    • [グループ/ユーザ ID]:
      グループのIDを数字(1~2147483647)で入力します。

    • [グループ/ユーザ 名]:
      グループ名を英数字20文字以内で入力します。

  2. [グループ]の[追加]ボタンをクリックします。

    →グループ一覧に入力したグループが追加されます。

辞書の管理者の登録

辞書の管理者と一般利用者を作成したグループに登録します。

辞書の管理者は、登録するグループと同じIDを指定してください。

辞書の管理者、一般利用者とも、ユーザ名は、OS、またはActive Directoryに登録しているユーザと同じ名前で登録してください。

部門辞書を利用する一般利用者は部門管理者と同じグループに所属するようにします。

  1. 辞書の管理者を登録します。

    辞書の管理者を登録するグループを、グループ一覧から選択し、以下のテキストボックスに入力します。

    • [グループ/ユーザ ID]:
      辞書の管理者の場合は、グループIDと同じIDを入力します。

    • [グループ/ユーザ 名]:
      辞書の管理者のユーザ名を英数字20文字以内で入力します。

    • ユーザ注釈:
      管理しやすいように注釈を入力します。注釈は英数字で99文字(日本語も入力可。日本語1文字で英数字2文字分)まで入力できます。

  2. [ユーザ]の[追加]ボタンをクリックします。

    →ユーザ一覧に入力した辞書の管理者が追加されます。

    ポイント

    ※資格に「管理者」と表示された場合は、辞書の管理者として登録完了です。「一般利用者」表示された場合は、グループIDとユーザIDを同一にしていない可能性があります。作成したユーザのユーザIDを確認してください。

一般利用者の登録
  1. 一般利用者を登録します。

    一般利用者を登録するグループを、グループ一覧から選択し、以下のテキストボックスに入力します。

    • [グループ/ユーザ ID]:
      一般利用者の場合は、グループIDと異なるIDを数字(1~2147483647)で入力します。

    • [グループ/ユーザ 名]:
      一般利用者のユーザ名を英数字20文字以内で入力します。

    • ユーザ注釈:
      管理しやすいように注釈を入力します。注釈は英数字で99文字(日本語も入力可。日本語1文字で英数字2文字分)まで入力できます。

  2. [ユーザ]の[追加]ボタンをクリックします。

    →ユーザ一覧に入力した一般利用者が追加されます。

  3. グループを複数作成する場合は、登録するグループ数分のグループの登録、辞書の管理者の登録、一般利用者の登録の操作を繰り返して登録します。

[Navigator Serverユーザ登録]画面の終了

[Navigator Serverユーザ登録] 画面の[終了]ボタンをクリックします。

→終了します。

【エンタープライズ辞書運用の場合】

Navigatorサーバへのグループとユーザの登録は、以下の手順で行います。

[Navigator Serverユーザ登録]画面の起動

[スタート]メニューから[Interstage Navigator Server]の[Navigator Serverユーザ登録]を選択し、起動します。

→[Navigator Server ユーザ登録]画面が表示されます。

全社管理者専用のグループの作成

全社管理者専用のグループを1つ作成します。

  1. [Navigator Server ユーザ登録]画面で、以下のテキストボックスに入力します。

    • [グループ/ユーザID]:
      グループのIDを数字(1~2147483647)で入力します。

    • [グループ/ユーザ 名]:
      グループ名を英数字20文字以内で入力します。

  2. [グループ]の[追加]ボタンをクリックします。

    →グループ一覧に入力したグループが追加されます。

全社管理者の登録
  1. 全社管理者を登録します。

    全社管理者を登録する全社管理者用のグループを、グループ一覧から選択し、以下のテキストボックスに入力します。

    • [グループ/ユーザ ID]:
      全社管理者管理者の場合は、全社管理者用のグループIDと同じIDを入力します。

    • [グループ/ユーザ 名]:
      全社管理者のユーザ名を英数字20文字以内で入力します。

    • ユーザ注釈:
      管理しやすいように注釈を入力します。注釈は英数字で99文字(日本語も入力可。日本語1文字で英数字2文字分)まで入力できます。

  2. [ユーザ]の[追加]ボタンをクリックします。

    →ユーザ一覧に入力した辞書の管理者が追加されます。

グループの登録

全社管理者専用のグループ以外のグループ(複数可)を作成し、一般利用者をグループ(複数可)に登録します。

  1. 全社管理以外のグループを作成します。者を登録します。
    [Navigator Server ユーザ登録]画面で、以下のテキストボックスに入力します。

    • [グループ/ユーザ ID]:
      グループのIDを数字(1~2147483647)で入力します。

    • [グループ/ユーザ 名]:
      グループ名を英数字20文字以内で入力します。

  2. [グループ]の[追加]ボタンをクリックします。

    →グループ一覧に入力したグループが追加されます。

一般利用者の登録
  1. 一般利用者を登録します。

    エンタープライズ辞書運用の場合、一般利用者は、辞書の管理者が登録されたグループとは別のグループを作成し、登録します。

    一般利用者を登録するグループを、グループ一覧から選択し、以下のテキストボックスに入力します。

    • [グループ/ユーザ ID]:
      一般利用者のユーザIDを数字(1~2147483647)で入力します。
      グループIDとユーザIDが同じユーザを一般利用者として登録しないでください。

    • [グループ/ユーザ 名]:
      一般利用者のユーザ名を英数字20文字以内で入力します。

    • ユーザ注釈:
      管理しやすいように注釈を入力します。注釈は英数字で99文字(日本語も入力可。日本語1文字で英数字2文字分)まで入力できます。

  2. [ユーザ]の[追加]ボタンをクリックします。

    →ユーザ一覧に入力した一般利用者が追加されます。

注意

一般利用者の所属するグループは、全社管理者の所属するグループとは異なるグループにしてください。

複数グループの登録

グループを複数作成する場合は、登録するグループ数分のグループの登録、一般利用者の登録の操作を繰り返して登録します

[Navigator Serverユーザ登録]画面の終了

[Navigator Serverユーザ登録] 画面の[終了]ボタンをクリックします。

→終了します。

7.1.2.3 認証タイプ設定ファイルの設定

辞書情報を格納するディレクトリの作成を行った後、認証タイプ設定ファイルの設定内容を確認します。

辞書ディレクトリの作成

Navigator Serverが辞書情報を格納するディレクトリを作成してください。

このディレクトリの下にNavigatorのログインユーザごとのホームディレクトリが自動的に作成されます。ホームディレクトリ上に作成される資源については、“Navigator Server 管理者ガイド(辞書管理ツール)”を参照してください。

認証タイプ設定ファイルの確認

「インストールディレクトリ\bin」にある 「.rn_auth_type」ファイルを認証タイプ設定ファイルと呼びます。OS認証を利用する場合、認証タイプ設定ファイルの設定が、以下のとおりとなっていることを確認してください。

1,,,

以下に、設定内容の詳細を説明します。

認証タイプ設定ファイルの設定内容

認証タイプ設定ファイルはテキストファイルで、次のフォーマットとなっています。

認証タイプ,辞書ディレクトリ,実効ユーザ名,認証ログディレクトリ

各パラメタは半角の“,”で区切ってください。また、行末には改行コードが必要です。