ページの先頭行へ戻る
Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

3.3 RDBディクショナリの使用量

辞書として利用可能なデータベースには、Postgres、Symfoware Server、Oracle、およびSQL Serverがあります。ここでは、データベースの定義情報を保持するテーブルのことをRDBディクショナリと呼びます。

Symfoware Serverを辞書として利用する場合、RDBディクショナリは、Symfoware Serverの動作環境作成時にrdbcrdicコマンドで作成します。

Oracleの場合、RDBディクショナリはデータディクショナリと呼ばれ、Oracleのデータベース作成時に自動的に作成されます。

SQL Serverの場合、RDBディクショナリはシステムテーブルと呼ばれ、データベース作成時に自動的に作成されます。

Postgresの場合、RDBディクショナリはシステムカタログと呼ばれ、データベース作成時に自動的に作成されます。

以下に、RDBディクショナリに必要なスペース量の計算式を示します。

【部門辞書運用の場合】

RDBディクショナリの使用量(※注)=各部門のスペース量の総和

注)Oracleの場合は、データディクショナリの使用量になります。また、SQL Serverの場合は、システムテーブルの使用量になります。また、Postgresの場合は、システムカタログの使用量になります。

【エンタープライズ辞書運用の場合】

RDBディクショナリの使用量(※注)=エンタープライズ辞書のスペース量

注)Oracleの場合は、データディクショナリの使用量になります。また、SQL Serverの場合は、システムテーブルの使用量になります。また、Postgresの場合は、システムカタログの使用量になります。

各部門辞書のスペース量の計算

1グループ(1部門)に必要なスペース量の計算式は、以下のとおりです。

複数のグループで運用する場合は、グループごとに以下の計算式で算出されたスペースが必要となります。

エンタープライズ辞書のスペース量の計算

エンタープライズ辞書に必要なスペース量の計算式は、以下のとおりです。

注)上記の計算式の「利用者」は、複数の部門がエンタープライズ辞書を利用する場合、エンタープライズ辞書を利用するすべての部門の利用者となります。