Navigatorクライアントからサーバに接続を行うと、サーバ上にNavigatorのプロセスが生成されます。以下のいずれかのプロセス上で動作させるか選択することができます。
ログオンしたユーザのプロセスとして動作させる
特定のユーザのプロセスで動作させる
特定のユーザでプロセス動作させるときのユーザを実効ユーザと呼びます。実効ユーザは、Navigator Serverが動作するときのプロセスの所有者となる、OS上に登録されたユーザのことです。この特定のユーザでプロセスを動作させることを専用実効ユーザモードと呼びます。
OS認証の場合は、接続時に指定したユーザでプロセスを動作させるか、専用実効ユーザモードで動作させるかの選択ができます。
ただし、辞書データベースおよび参照データベースにOracleを利用している場合は、専用実効モードを選択してください。
Oracleを利用する場合、作成するユーザは、Oracleのイベントリ・グループに属するユーザにしてください。(インストール時の例ではoinstallと記載されています)
エンタープライズ認証の場合は、Navigatorを専用実効ユーザモードで動作させます。
セキュリティを重視する場合は、専用実効ユーザモードを選択してください。
専用実効ユーザモードを選択していない場合は、Navigatorが問い合わせ処理中に作成する作業ファイルが、他のOSの登録ユーザから参照できます。