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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

1.3.1 CSVファイルを利用する場合の資源配置

CSVファイルを利用する場合の資源配置について説明します。

資源の配置場所を決める

以下の資源の配置場所を決めてください。

CSVファイルの名前について

利用するCSVファイルの名前を以下の規則に従って決めてください。

注意

UNIXの場合は、拡張子(.CSV)が大文字、小文字で区別されます。また、大文字、小文字が混在すると一緒に選択できませんので、ファイルの拡張子は、どちらかに統一してください。

CSVファイルの配置構成

以下に、CSVファイルの配置構成について説明します。

ディレクトリ構成

同じ形のCSVファイルごとにまとめて配置するディレクトリ構成にします。以下に、ディレクトリ構成の例を示します。

【例】

ある家電量販店の販売データと在庫データがある場合、販売データ、在庫データをそれぞれまとめて配置します。以下の例では、“D:\csv”に、販売データをまとめて“sales”ディレクトリに配置し、在庫データをまとめて“stock”ディレクトリに配置しています。

※:例はWindowsの場合で説明しています。UNIXの場合は、「D:\csv」を「/csv」などに置き換えてください

ポイント

ディレクトリの名前は、以下の規則に従って決めてください。

  • UNIXの場合

    半角英数字記号の範囲で名前を付けてください。ただし、以下の制限があります。

    • 記号のうち「“」、「$」、「&」、「*」、「<」、「>」、「?」、「|」、「`」は、指定できません。

    • 先頭に「.」は、指定できません。

    • 区切り文字(「\」、「/」など)は、指定できません。

  • Windowsの場合

    全角文字、半角英数字記号の範囲で名前を付けてください。ただし、以下の制限があります。

    • 記号のうち「“」、「$」、「&」、「*」、「:」、「<」、「>」、「?」、「|」は、指定できません。

    • 先頭に「.」は、指定できません。

    • 区切り文字(「\」、「/」など)は、指定できません。

ファイル構成

以下のように、各データには、見出しが必要です。

Navigatorでは、データの項目を示す見出しとデータを別々のファイルとして配置するファイル構成にします。

このように配置することにより、新しいデータを追加する場合、新しいファイルを配置するだけで利用することができます。

以下に、ファイル構成の例を示します。

【例】

ある家電量販店の過去3ヶ月の月別販売データがあります。“sales”ディレクトリ配下に、見出しファイルと各月の販売データファイルを配置する場合、以下のようなファイル構成となります。

データの変更がない場合は、以下のように、データおよび見出しを1つのファイルとして配置することもできます。

【例】

ある家電量販店の商品データがあります。このデータを“item”ディレクトリ配下に配置する場合のファイル構成は、以下のようになります。

見出しの形式については、“1.3.2 見出しの形式”を参照してください。データの形式については、“1.3.3 CSVデータの形式”を参照してください。