コマンドの動作状況、アプリケーションの動作状況およびアプリケーションの情報は、rdbpsコマンドを使用して収集します。
参照
rdbpsコマンドの指定方法の詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
rdbpsコマンドの使用例と表示例を以下に示します。
(コマンドプロンプト“$”はSolaris、Linuxの場合です。Windowsの場合は、“>”になります。)
例1
ログイン名に関するSQL情報を表示した場合
$ rdbps -u i4874 -e
RDBII rdbps DATE:2005/10/14 TIME:11/35/50
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
Uid Pid Sid Status Elapse Type Name
I4874 23045 1 ACT 0:02 SQL APL001/CONNECT1
: |
(1) ログイン名
(2) プロセスID
(トランザクションモニタ配下のアプリケーションの場合は、現在
動作中のクライアントプロセスIDが表示されます。)(3) セションID
(eオプションを指定した場合にだけ表示されます。)
(マルチスレッド環境で動作しているアプリケーション以外の場合
は“-----”が表示されます。)(4) 動作状況
ACT : Symfoware/RDBプロセス内で動作中
INACT : Symfoware/RDBプロセス外で動作中(5) Symfoware/RDBに接続してからの経過時間(単位は秒)
(6) クライアントプロセス種別
SQL : アプリケーション
TCP/IP : TCP/IP接続のアプリケーション
RDBCMD : RDBコマンド(7) モジュール名
アプリケーション :
アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
(アプリケーションロードモジュール名が15バイトを超える場
合は、先頭の15バイトだけが出力されます。)
TCP/IP接続のアプリケーション :
接続端末のIPアドレス/コネクション名
RDBコマンド :
RDBコマンド名例2
アプリケーションに関する情報を表示した場合(sオプション)
$ rdbps -u i4874 -s -e
RDBII rdbps DATE:2005/10/14 TIME:11/35/50
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
Uid Pid Sid Status Elapse Type Name
I4874 23045 1 INACT 0:02 SQL APL001/CONNECT1
SQL-Information
(8) (9) (10) (11) (12)
Time(Bind/Exec/Com) AccTbl Com(Req/Real) Fet(Req/Real) Opl(Cur/Max)
0:01/ 0:00/ 0:00 2 12/ 12 0/ 0 2/ 32
(13) (14)
Exec(Ins/Upd/Del/Sel/Opn/Cal) Bind(Ins/Upd/Del/Sel/Opn/Cal)
4( 4/ 0/ 0/ 0/ 0/ 0) 2( 2/ 0/ 0/ 0/ 0/ 0)
(15) (16) (17)
Sort(File/Total/Max) Work(File/Total/Max) Mem(k)
0/ 0/ 0 0/ 0/ 0 1157
(18) (19)
TransactionCnt(Commit/Rollback) TransactionTime(Commit/Rollback)
2/1 00:250/00:010
: |
(1) ログイン名
(2) プロセスID
(トランザクションモニタ配下のアプリケーションの場合は、現在
動作中のクライアントプロセスIDが表示されます。)(3) セションID
(eオプションを指定した場合にだけ表示されます。)
(マルチスレッド環境で動作しているアプリケーション以外の場合
は“-----”が表示されます。) (4) 動作状況
ACT : Symfoware/RDBプロセス内で動作中
INACT : Symfoware/RDBプロセス外で動作中 (5) Symfoware/RDBに接続してからの経過時間(単位は秒)
(6) クライアントプロセス種別
SQL : アプリケーション
TCP/IP : TCP/IP接続のアプリケーション(7) モジュール名
アプリケーション :
アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
(アプリケーションロードモジュール名が15バイトを超える場
合は、先頭の15バイトだけが出力されます。)
TCP/IP接続のアプリケーション :
接続端末のIPアドレス/コネクション名(8) トータル時間 (翻訳時間/実行時間/通信時間)(単位は秒)
(9) アプリケーションのアクセステーブル数
(10) 通信回数 (通信要求回数/実通信回数)
(11) データ返却通信回数 (データ返却要求回数/実データ返却通信回数)
(12) Opl情報 (Opl保持数/Opl保持数の最大値)
(13) トータルのSQL実行回数
(INSERT/UPDATE/DELETE/SELECT/OPEN/CALL)
高信頼性ログ書き込み処理の場合は、INSERT回数が加算されます。(その他は0固定)(14) トータルのSQL文コンパイル回数
(INSERT/UPDATE/DELETE/SELECT/OPEN/CALL)
高信頼性ログ書き込み処理の場合は、INSERT回数が加算されます。(その他は0固定)(15) ソート域情報
(出力ファイルによるソート使用回数/総ソート使用回数
/最大ソート域サイズ(単位はキロバイト))(16) 作業テーブル情報
(出力ファイルによる作業テーブル使用回数/総作業テーブル使
用回数/最大作業テーブルサイズ(単位はキロバイト))(17) SQL文の実行によって使用されるRDBシステムのローカルメモリ量(単位はキロバイト)
(18) トランザクション管理文実行回数(COMMIT文実行回数/ROLLBACK文実行回数)
(Symfoware/RDBが内部で発行したコミットおよびロールバックも含まれます。)
(eオプションを指定した場合のみ表示されます。)(19) トランザクション管理文実行時間(COMMIT文実行時間/ROLLBACK文実行時間)
(単位は秒:ミリ秒)
(Symfoware/RDBが内部で発行したコミットおよびロールバックも含まれます。)
(eオプションを指定した場合のみ表示されます。)例3
アプリケーションに関する入出力情報を表示した場合(rオプション)
$ rdbps -u i4874 -r -e
RDBII rdbps DATE:2005/10/14 TIME:11/35/50
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
Uid Pid Sid Status Elapse Type Name
I4874 23045 1 INACT 0:02 SQL APL001/CONNECT1
Resource-Information
(8) (9) (10) (11) (12) (13)
Record(R/W) Index(R/W) Page(R/W) LockWait WaitTime DeadLock
0/ 2 0/ 0 0/ 3 0 0:00 0
: |
(1) ログイン名
(2) プロセスID
(トランザクションモニタ配下のアプリケーションの場合は、現在
動作中のクライアントプロセスIDが表示されます。)(3) セションID
(eオプションを指定した場合にだけ表示されます。)
(マルチスレッド環境で動作しているアプリケーション以外の場合
は“-----”が表示されます。) (4) 動作状況
ACT : Symfoware/RDBプロセス内で動作中
INACT : Symfoware/RDBプロセス外で動作中(5) Symfoware/RDBに接続してからの経過時間(単位は秒)
(6) クライアントプロセス種別
SQL : アプリケーション
TCP/IP : TCP/IP接続のアプリケーション(7) モジュール名
アプリケーション :
アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
(アプリケーションロードモジュール名が15バイトを超える場
合は、先頭の15バイトだけが出力されます。)
TCP/IP接続のアプリケーション :
接続端末のIPアドレス/コネクション名(8) レコード(レコードを検索した回数/レコードを更新した回数)
(9) キーインデックス(インデックスを検索した回数/インデックスを更新した回数)
常に0が表示されます。(10)ページ (ページの読込みを依頼した回数/ページの書込みを依頼した回数)
(11)占有待ち回数
(12)総占有待ち時間(単位は秒)
(13)デッドロック回数
例4
アプリケーションに関する入出力情報をDSI単位表示した場合(iオプション)
$ rdbps -u i4874 -i -e
RDBII rdbps DATE:2005/10/14 TIME:11/35/50
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
Uid Pid Sid Status Elapse Type Name
I4874 23045 1 INACT 0:02 SQL APL001/CONNECT1
DSI Resource-Information
(8) (9) (10) (11) (12) (13) (14)
Record(R/W) Index(R/W) Page(R/W) LockWait WaitTime DeadLock DBName.DSIName
0/ 2 0/ 0 0/ 3 0 0:00 0 ユーザログDB.ユーザログDSI
: |
(1) ログイン名
(2) プロセスID
(トランザクションモニタ配下のアプリケーションの場合は、現在
動作中のクライアントプロセスIDが表示されます。)(3) セションID
(eオプションを指定した場合にだけ表示されます。)
(マルチスレッド環境で動作しているアプリケーション以外の場合
は“-----”が表示されます。)(4) 動作状況
ACT : Symfoware/RDBプロセス内で動作中
INACT : Symfoware/RDBプロセス外で動作中(5) Symfoware/RDBに接続してからの経過時間(単位は秒)
(6) クライアントプロセス種別
SQL : アプリケーション
TCP/IP : TCP/IP接続のアプリケーション(7) モジュール名
アプリケーション :
アプリケーションロードモジュール名/コネクション名
(アプリケーションロードモジュール名が15バイトを超える場
合は、先頭の15バイトだけが出力されます。)
TCP/IP接続のアプリケーション :
接続端末のIPアドレス/コネクション名(8) レコード(レコードを検索した回数/レコードを更新した回数)
(9) キーインデックス(インデックスを検索した回数/インデックスを更新した回数)
常に0が表示されます。(10)ページ (ページの読込みを依頼した回数/ページの書込みを依頼した回数)
(11)占有待ち回数
(12)総占有待ち時間(単位は秒)
(13)デッドロック回数
(14)データベース名.DSI名