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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

20.3.4 クライアント用の動作環境ファイルについて(Symfowareの場合)

業務データベースにSymfowareを利用する場合、サーバアプリケーションが適切にデータベースを操作するために必要なパラメタを、クライアント用の動作環境ファイルに指定します。

データベースアクセス管理機能を利用する場合の注意事項を、以下に示します。クライアント用の動作環境ファイルの作成方法および指定方法については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”を参照してください。また、クライアント用の動作環境ファイルのパラメタの詳細については、Symfowareのマニュアルを参照してください。

注意

C言語アプリケーションを使用できるのは、同期アプリケーション連携実行基盤だけです。

パラメタ名

注意事項

DEFAULT_CONNECTION

データベースアクセス管理機能を利用する場合には、DEFAULT_CONNECTIONの機能は利用できません。データベースアクセス定義、およびデータベースリソース定義に従って、SQL文の操作が行われます。

NCHAR_CODE

  • COBOLを利用する場合
    適切な文字コードを指定する必要があります。指定方法については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニットの設定”または、“非同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニットの設定”に記載している“データベースアクセス環境の作成”を参照してください。

  • C言語を利用する場合
    データベースを操作する文字コードを必要に応じて指定します。通常、環境変数LANGに指定した文字コードで操作しますが、ほかの文字コードでデータベース操作を行う場合(たとえばUNICODE環境でUCS2を利用したい場合など)には、本パラメタに適切な文字コードを指定する必要があります。詳細については、Symfowareのマニュアルを参照してください。

CHAR_SET

MAX_SQL

SQL文の数を指定します。データベースアクセス管理機能が30利用するので、サーバアプリケーションで利用するSQL文の数を追加して指定します。

R_LOCK

メッセージとDBの整合性保証機能、メッセージトラッキング機能を利用する場合には、必ず“YES”を指定します。

ISOLATION_WAIT

メッセージとDBの整合性保証機能、メッセージトラッキング機能を利用する場合には、必ず“YES”を指定します。

DEFAULT_ISOLATION

メッセージとDBの整合性保証機能、メッセージトラッキング機能を利用する場合には、必ず“READ_COMMITTED”を指定します。