データベースアクセス管理機能では、以下に示すデータベース操作を行うためのコネクション管理機能やトランザクション制御機能を実行環境として提供します。
コネクション管理機能
事前コネクト機能
コネクションプーリング機能
コネクション再接続機能
コネクション自動回収機能
トランザクション制御機能
これにより、業務ロジックがデータベース操作を行う論理的な資源と、実際の操作の対象となる物理的なデータベース資源との関係を疎にすることが可能となり、システム形態の変更などに柔軟に対応することが可能となります。
業務アプリケーション開発者は、データベースアクセス管理機能を利用することにより、データベースアクセスのためのコネクション制御およびトランザクション制御を意識しないで、業務ロジックに専念して開発することができます。
以下に、データベースアクセス管理機能の位置づけと、アプリケーションの開発者が作成する範囲を示します。
注意
データベースアクセス管理機能を利用する場合は、アプリケーションでコネクションやトランザクションに関する操作を行わないでください。アプリケーションで、コネクションの操作やトランザクションの操作を行った場合の動作については、保証できません。