Webサービスアプリケーションを作成するために必要なプロジェクトの作成手順を示します。
Interstage Studioでプロジェクトを作成します。
プロジェクトに同期アプリケーション連携実行基盤のクライアントAPIのクラスパスエントリを追加します。
■プロジェクトの作成
クライアントアプリケーションとして作成可能なプロジェクトの種類を以下に示します。
・動的Webプロジェクト
動的Webプロジェクトの生成時に、ターゲットランタイムにIJServer (J2EE)を指定してください。
ターゲットランタイムにIJServerクラスタを指定すると、Webサービスインタフェース生成時にJava EE向けのJavaソースが生成され、J2EEのIJServerに配備することができません。
プロジェクトの作成手順の詳細は、“Interstage Studio ユーザーズガイド”を参照してください。
注意
動的Webプロジェクト、またはWebアプリケーションプロジェクト配下の以下のディレクトリは、Webサービスインタフェースの作成時に作業用ディレクトリとして使用されます。
.apfwtmp1
.apfwtmp2
.apfwtmp3
Webサービスインタフェース生成ウィザードの実行時に上記ディレクトリがプロジェクト配下に存在した場合、Webサービスインタフェースの生成に失敗します。プロジェクト配下の上記ディレクトリを削除した後、再度Webサービスインタフェースを実行してください。
■クラスパスエントリの追加
作成したプロジェクトに、同期アプリケーション連携実行基盤のクライアントAPIのクラスパスエントリを追加する必要があります。以下に追加するクラスパスを示します。
Interstage Business Application Server開発環境パッケージのインストールフォルダ\BAS\lib\apfwibscm.jar
Interstage Business Application Server開発環境パッケージのインストールフォルダ\BAS\lib\apfwibssc.jar
以下にクラスパスエントリの追加手順を示します。
Interstage Studioの[パッケージエクスプローラ]ビューから[プロジェクト]を選択し、コンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。
[プロジェクトプロパティ]ダイアログボックスの左のペインで[Javaのビルドパス]を選択します。
右のペインで[ライブラリ]タブを選択します。
ウィザードで[実行基盤連携用ライブラリ]を選択し、[次へ]をクリックします。
[完了]をクリックします。 [使用する機能]は変更する必要はありません。
参照
実行基盤連携用ライブラリは、Interstage Business Application Server開発環境パッケージ、またはInterstage Job Workload Server 開発環境パッケージから “フロー定義ツール”をインストールすることで追加されます。インストールの詳細は、“Interstage Business Application Server 開発環境パッケージインストールガイド”を参照してください。