可変情報
%x:理由コード
意味
コンポーネントトランザクションサービスの起動に失敗しました。
理由コードに対する原因を以下の表に示します。
| 理由コード | 原因と対処 | 
|---|---|
| 1 | 処理中のワークユニットが存在するため、コンポーネントトランザクションサービスの停止に失敗しました。 ワークユニットを停止してから、コンポーネントトランザクションサービスを停止してください。 | 
| 2 | 指定されたワークユニットは、処理中です。 ワークユニットの処理が完了してからワークユニットを停止するか、または強制停止モードでワークユニットを停止してください。 | 
| 3 | 以下のいずれかの原因が考えられます。 
 ワークユニット名を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 4 | 指定されたワークユニット名の定義に誤りがあります。 ワークユニット定義を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 5 | 指定されたワークユニットは、すでに起動されています。 ワークユニット名を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 6 | 以下のどちらかの原因が考えられます。 
 ワークユニット名を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 7 | 
 ワークユニット名がラッパーワークユニット名ではないことを確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 8 | ワークユニットのアプリケーション種別を変更できません。 ワークユニット定義のアプリケーション種別を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 9 | 指定されたワークユニットは、事前起動中です。 ワークユニット名を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| a | 指定されたワークユニットまたはオブジェクトが属するワークユニットは、起動処理中です。 ワークユニット名またはオブジェクト名を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| b | 指定されたワークユニットは、停止処理中です。 ワークユニット名を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| c | ワークユニットを起動したユーザではありません。 ワークユニットを起動したユーザに切り替えて、再度コマンドを実行してください。 | 
| d | 指定されたオブジェクトにプロセスバインド機能が使用されています。 プロセスバインド機能を使用している場合は、活性変更できません。活性変更する場合は、プロセスバインド機能を使用していないオブジェクトを指定して、再度コマンドを実行してください。 | 
| e | 指定されたワークユニットは、プロセス多重度変更処理中です。 プロセス多重度変更が終了してから、再度コマンドを実行してください。 | 
| f | 指定されたワークユニットは、ワークユニット定義変更処理中(活性変更処理中)です。 ワークユニット定義変更(活性変更)が終了してから、再度コマンドを実行してください。 | 
| 10 | 指定されたワークユニットは、ワークユニット活性化処理中です。 ワークユニット活性変更が完了してから、再度コマンドを実行してください。 | 
| 11 | 指定されたオブジェクトが存在しません。 オブジェクト名を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 12 | コンポーネントトランザクションサービスが事前起動中のため、処理できません。 コンポーネントトランザクションサービスを事前起動を解除してから、再度コマンドを実行してください。 | 
| 13 | コンポーネントトランザクションサービスが事前起動されていません。 コンポーネントトランザクションサービスを事前起動してから、再度コマンドを実行してください。 | 
| 14 | 
 DPCF通信パス名を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 15 | 
 8バイト以内のログインユーザ名のユーザでコマンドを実行してください。 | 
| 20 | システムで資源不足が発生しました。 システム資源が不足していないかを確認してください。本メッセージが頻繁に出力される場合は、「チューニングガイド」を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積もりし、メモリが十分に確保されているかを確認してください。 
 IPC資源が不足してないかを確認してください。本メッセージが頻繁に出力される場合は、「チューニングガイド」の「システムのチューニング」-「サーバ機能運用時に必要なシステム資源」-「コンポーネントトランザクションサービスのシステム資源の設定」を参考に、Interstageを運用するために必要となるIPC資源を再見積もりし、IPC資源が十分に確保されているかを確認してください。 Interstageの必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に確保されている場合は、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションのメモリ量も再見積もりし、メモリ量が適当であるかを調査してください。 | 
| 21 | I/Oエラーが発生しました。 同時に他のメッセージが出力されている場合は、その対処を行ってください。同時に他のメッセージが出力されていない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 | 
| 22 | 以下の原因が考えられます。 
 以下の対処を行ってください。 
 | 
| 30 | システム関数の実行に失敗しました。 同時に他のメッセージが出力されている場合は、その対処を行ってください。同時に他のメッセージが出力されていない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 | 
| 31 | EXTPが正しくインストールされていません。 EXTPが正しくインストールされているかを確認してください。同時に他のメッセージが出力されている場合は、その対処を行ってください。同時に他のメッセージが出力されていない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 | 
| 32 | コンポーネントトランザクションサービスが正しくインストールされていません。 コンポーネントトランザクションサービスが正しくインストールされているかを確認してください。同時に他のメッセージが出力されている場合は、その対処を行ってください。同時に他のメッセージが出力されていない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 | 
| 3c | 
 しばらくしてから、再度起動してください。 | 
| 40 | コマンドを実行したユーザのユーザIDが正しくシステムに登録されていません。 コマンドを実行するユーザのユーザIDをシステムに登録してください。 | 
| 41 | 以下の原因が考えられます。 
 インプリメンテーションリポジトリIDおよびオブジェクト名を確認して、再度コマンドを実行してください。 | 
| 42 | 以下の原因が考えられます。 
 インプリメンテーションリポジトリID、アプリケーション名、およびオブジェクト名を確認して、再度コマンドを実行してください。 | 
| 43 | 以下の原因が考えられます。 
 インプリメンテーションリポジトリIDおよびオブジェクト名を確認して、再度コマンドを実行してください。 | 
| 44 | 指定されたワークユニットまたはオブジェクトの種別では、本機能を使用できません。 ワークユニットまたはオブジェクト名を確認して、再度コマンドを実行してください。 | 
| 45 | 以下のどちらかの原因が考えられます。 
 ワークユニットの状態を確認し、必要に応じて再度停止処理を行ってください。 | 
| 46 | 以下のどちらかの原因が考えられます。 
 ワークユニットの状態を確認して対処してください。 | 
| 47 | 指定されたワークユニットは、縮退運用中です。 ワークユニットの状態を確認して対処してください。 | 
| 48 | 指定されたワークユニットは、縮退運用していません。 ワークユニットの状態を確認して対処してください。 | 
| 49 | 指定されたアプリケーションは、インスタンスを保持するアプリケーションです。 | 
| 50 | コマンドの初期化処理で資源不足が発生しました。 
 コマンドのアクセス権限を確認し、再度コマンドを実行してください。 | 
| 51~ff | 
 イベントログを参照して、根本原因を確認してください。 | 
| 51 | 
 「チューニングガイド」の「システムのチューニング」-「サーバ機能運用時に必要なシステム資源」-「コンポーネントトランザクションサービスのシステム資源の設定」を参考にして、システムパラメタの設定値に問題がないかを確認してください。 | 
| 53~ff | 
 FJSVisasパッケージがインストールされていない場合は、FJSVisasパッケージをインストールしてから、再度処理を行ってください。 上記以外の場合は、何らかの原因でコマンドの実行に失敗しました。 コンソールメッセージを参照して、根本原因を確認してください。 | 
| 52 | 
 環境変数LD_LIBRARY_PATHから「/opt/FSUNod/lib/nt」を削除して、再度コマンドを実行してください。 
 環境変数LD_LIBRARY_PATHから「/opt/FJSVod/lib/nt」を削除して、再度コマンドを実行してください。 | 
システムの処理
コンポーネントトランザクションサービスの起動に失敗します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
「意味」の理由コードの表で原因を確認し、その対処を行ってください。
同時に他のメッセージが出力されている場合は、その対処を行ってください。
同時に他のメッセージが出力されていない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。