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Interstage Application Server V12.3.0 OLTPサーバ運用ガイド
FUJITSU Software

5.9.2 リソース定義ファイルを変更する

リソース定義ファイルの変更には、以下の作業があります。

注意


V3以前のバージョンで使用していたリソース定義ファイルは、そのまま使用できません。移行方法については、「移行ガイド」を参照してください。


5.9.2.1 リソース定義ファイルの追加

リソース定義ファイルを追加する手順について説明します。



  1. リソース定義ファイルの作成

    新規に追加するリソース定義ファイルを作成します。
    リソース定義ファイルの詳細な作成方法については、「アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)」を参照してください。

  2. システムへの反映

    otssetrscコマンドにより、リソース定義ファイルをシステムに反映します。

    otssetrsc -a -rf resource1.def
  3. ワークユニット定義の修正

    ワークユニット定義の[Resource Manager]セクションに、1.で作成したファイルに記載したリソース名を記述してください。

  4. リソース管理プログラムの起動

    リソース管理プログラムを起動します。

    otsstartrsc -pg /home/ots/resource1 -n resource1

注意


データベース連携サービスを使用する場合、V3以前のバージョンで使用していたワークユニット定義ファイルをそのまま使用できません。移行方法については、「移行ガイド」を参照してください。


5.9.2.2 リソース定義ファイルの削除

リソース定義ファイルを削除する手順について説明します。



  1. ワークユニット定義の修正

    ワークユニット定義の[Resource Manager]セクションから、削除対象となるリソース定義名を削除します。また、[APM]セクションのAPM名を運用に合わせて作成したAPM名に変更します。
    ワークユニット定義の修正方法の詳細については、「3.1.5.3 ワークユニットの変更」を参照してください。

  2. リソース定義ファイルの削除

    対象となるリソース定義ファイルを削除します。

    otssetrsc -d -n リソース定義名

5.9.2.3 リソース定義ファイルの変更

リソース定義ファイルの変更方法を以下に示します。


エディタを使用して、リソース定義ファイルを修正し、otssetrscコマンドを使用してリソース定義の再登録を行ってください。再登録を行わない場合、リソース定義ファイルの修正が反映されません。

otssetrsc -o -rf リソース定義ファイル名

注意

  • 業務変更によるリソース定義ファイル変更の場合、APMを再作成し、場合によってはワークユニット定義の[APM]セクションを修正後、運用してください。

  • リソース定義ファイルの内容のうちリソース定義名を変更した場合は、ワークユニット定義の[Resource Manager]セクションも同時に修正する必要があります。

  • ワーユニット定義の修正方法の詳細については、「3.1.5.3 ワークユニットの変更」を参照してください。