ディザスタリカバリ(DR)/レプリケーション運用時に、サイト間でIPアドレスやホスト名が変わる場合は、以下に注意してください。
本製品の環境設定が完了後、本製品の資源の移出を行ってください。サイト間の複製は本製品の資源の移出後に開始してください。
待機サイトに切り替えるときには、Interstage Application Server起動前に、待機サイトで本製品の資源の移入を行ってください。
サイト切り替え後には、以下はサイト間の複製時の状態に戻ります。
ログ
Interstage HTTP Serverのディスクキャッシュ
JMSメッセージ
Interstage ディレクトリサービス、シングル・サインオン、Interstage管理コンソール、Interstage Java EE 7管理コンソールは使用できません。
Java EE 7、Java EE 6、J2EEのServletのセション継続は行えません。
Java EE 7、Java EE 6のIIOPリスナーのネットワークアドレスにIPアドレスを指定している場合、環境に合わせて設定を変更する必要があります。
イベントサービスにおいて、以下は使用できません。
イベントサービスのイベントデータ
ホスト名またはIPアドレスを指定して作成したイベントチャネル
Portable-ORBで接続先としてIPアドレスを指定している場合、環境に合わせて接続先のIPアドレスを変更する必要があります。
データベース連携サービスでは、リソースマネージャが他ホストの場合など、データベース連携サービスとリソースマネージャ間の整合性が保障されない場合は使用できません。
証明書のコモンネームにIPアドレスは使用できません。
J2EEのJMSのメッセージは使用できません。
MessageQueueDirectorの以下の他サーバ連携機能は使用できません。
イベントチャネル連携サービス
SMTP連携サービス