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Interstage Application Server V12.3.0 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

2.8 Interstage管理コンソールの操作上の注意事項

サポートブラウザについて

32ビット版 Internet Explorer 9/10/11で動作します。


Webブラウザが提供している機能の操作について

Interstage管理コンソールでは、Webブラウザが提供している以下の機能を使用する操作を行わないでください。この操作を行った場合、画面が表示されないなどの異常が発生する可能性があります。

WebブラウザのCookie使用について

Interstage管理コンソールを使用する場合は、WebブラウザでCookieが有効となるように設定してください。


SSLによる暗号化通信を行う場合について

SSLによる暗号化通信を行う場合、イベントログにエラー「crypt32」が出力されることがあります。
本現象は、ルート証明書の更新コンポーネントが有効になっている場合に、インターネット上のWindows(R) Updateへの接続に失敗すると発生します。
本現象を回避するためには、以下の対処を行ってください。

セッションタイムアウトの発生について

セッションタイムアウトが発生した場合は、Webブラウザの終了を通知する確認ダイアログが表示されます。
以下の対処を行ってください。

  1. 表示された確認ダイアログにおいて[OK]ボタンを押下し、Interstage管理コンソールで使用していたWebブラウザを終了します。

  2. Interstage管理コンソールの操作を継続する場合は、再度、Interstage管理コンソールを起動し、ログイン画面からログインを行います。


セッションタイムアウト時間の指定について

セッションタイムアウト時間に大きな値を設定した場合、第3者による不正操作や情報漏洩などのセキュリティ上の危険性が高くなります。セッションタイムアウト時間の設定は、Interstage管理コンソールの操作に必要な最小限の値を設定するようにしてください。セッションタイムアウト時間のカスタマイズ方法については、「A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ」を参照してください。


ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定について

Internet Explorer 9/10でタブブラウズ機能を使用していない場合、かつショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定が無効になっている場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
以下の手順で、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定を有効にしてください。

  1. Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]で、[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]のチェックボックスが選択されているかを確認します。

  2. 1.で、[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]のチェックボックスが選択されていない場合は、チェックボックスを選択します。


WebブラウザのHTTP/1.1 設定について

WebブラウザのHTTP/1.1 設定が無効となっている場合、Interstage管理コンソールが正常に動作しない可能性があります。
Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]-[HTTP 1.1 設定]セクションにおいて、項目[HTTP 1.1 を使用する]のチェックが解除されている場合は、チェックボックスをチェックし、HTTP/1.1 設定を有効にしてください。