ページの先頭行へ戻る
Enterprise Application Platform V1.0.0 Launcherユーザーズガイド
FUJITSU Software

4.4 インスタンスルートディレクトリー

Launcherの実行時には、作業ディレクトリーとしてインスタンスルートディレクトリーが作成されます。アプリケーションの動作に必要なファイルやディレクトリーは、インスタンスルートディレクトリーの下に作成されます。

インスタンスルートディレクトリーは、デフォルトではjava.io.tmpdirシステムプロパティで指定されるディレクトリーの下に、「gfembeddigitstmp」(dititsは数字列を表します)というディレクトリー名で作成されます。

インスタンスルートディレクトリーの作成先となるディレクトリーを変更するには、glassfish.embedded.tmpdirシステムプロパティを設定します。システムプロパティの詳細については「6.2.1 glassfish.embedded.tmpdirシステムプロパティ」を参照してください。

この例では、/somewhere/tmp ディレクトリーの下にインスタンスルートディレクトリーが作成されます(versionはLauncherのバージョンを表します)。

java -Dglassfish.embedded.tmpdir=/somewhere/tmp -jar launcher-version.jar --deploy my-app.war