Jakarta EE 機能を使用する場合のディスク容量を示します。
ディレクトリー | ディスク容量 | 備考(用途) |
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[運用資産格納ディレクトリー] | 配備ファイルを展開した資産のサイズ × 2 | Jakarta EEアプリケーションの資産一式 |
| 配備する下記アプリケーションを展開した資産のサイズ
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| 配備するアプリケーションの構成に依存します。 なお、大容量、および多数の配備モジュールを配備する場合、開発環境でアプリケーションの配備を行い、生成物の容量を事前に確認することを推奨します。 | |
| 最大4Mバイト | |
| 初期値15Mバイトに、以下で算出した値を加算してください。
| メッセージブローカを複数起動する場合には、メッセージブローカごとに左記の値を算出し、各値を合計してディスク容量を算出してください。 |
[トランザクションログの位置] | キーポイント間隔の設定値 × 0.0005Mバイト + 0.15Mバイト | トランザクションログファイルの格納先 |
[セッション格納位置] | passivateされたBeanインスタンスのファイルサイズ × passivateされたBeanインスタンス数 Beanインスタンスのファイルサイズやpassivateされる数量は、配備するアプリケーションやアプリケーションの運用方法に依存します。 | EJBコンテナ定義のチューニングを実施したり、負荷試験や運用リハーサルを実施したりしてどの程度のディスク容量が必要になるかどうか事前に想定し、見積もることを推奨します。 |
サーバーログ(注1)
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※1日あたりの出力サイズは、アプリケーションが出力するログの内容や業務の負荷によって、出力サイズや採取回数が異なることを考慮してください。GlassFish Serverインスタンスの起動および終了処理だけで約0.006Mバイトのログが出力されます。 ※ログサイズ、保存するログファイルの世代数は、ロガーの定義項目で指定した値です。 | |
Java VMログ
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※1日当たりの出力サイズは、アプリケーションが出力するログの内容や業務の負荷によって、出力サイズや採取回数が異なることを考慮してください。GlassFish Serverインスタンスの起動および終了処理だけで約0.009Mバイトのログが出力されます。 ※Java VMログサイズ、保存するログファイルの世代数は、PCMIプロファイルに指定した値です。 | |
HTTPアクセスログ(注2)
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※ログサイズ、保存するログファイルの世代数は、HTTPサービスの定義項目で指定した値です。 | |
IIOPアクセスログ(注3)
| IIOPアクセスログのログサイズ × (保存するログファイルの世代数 + 1) (注4) | IIOPアクセスログ |
HTTPトレースログ(注2)
| HTTPトレースログのログサイズ × (保存するログファイルの世代数 + 1) ※ログサイズ、保存するログファイルの世代数は、HTTPサービスの定義項目で指定した値です。 | |
Jakarta EEインストールログ システム環境変数TEMP C:\eapf\glassfish システム環境変数windir /tmp /opt/FJSVeapf/glassfish | 最大10Mバイト | GlassFish、および、PCMIサービスのインストール・アンインストールトラブル時の調査ログ |
PCMIサービストレースログ [運用資産格納ディレクトリー]\pcmi\trace [運用資産格納ディレクトリー]/pcmi/trace | 最大18Mバイト | PCMIサービス運用トラブル時の調査ログ |
配備アプリケーション一時ファイル システムプロパティ”java.io.tmpdir”指定のディレクトリー | 配備するアプリケーションの構成に依存します。 なお、大容量、および多数の配備モジュールを配備する場合、開発環境でアプリケーションの配備を行い、生成物の容量を事前に確認することを推奨します。 | ファイル名gendContent*.zip(*は任意の文字列) が作成されます。本ファイルはDAS停止時に削除されます。 |
GlassFish Serverインスタンスの一時ディレクトリー システムプロパティ”java.io.tmpdir”指定のディレクトリー | 0.0005Mバイト×GlassFish Serverインスタンス数 | ディレクトリ名fileinstall-* (*は任意の文字列) が作成されます。本ファイルは作成したGlassFish Serverインスタンスの停止時に削除されます。 |
リポジトリの同期化処理の一時ファイル システムプロパティ”java.io.tmpdir”指定のディレクトリ | 0.001Mバイト×GlassFish Serverインスタンス数 | ファイル名mt.*.xml (*は任意の文字列)が作成されます。本ファイルはリポジトリの同期化処理の完了時に削除されます。 |
モニタロギングのログ(注1)
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※1回当たりの出力サイズは、監視する情報の数によって異なりますが、ログファイル1つにつき約0.0001Mバイト~0.0005Mバイトです。 ※1日当たりの採取回数は、監視サービスの定義項目で設定した採取間隔により決まります。 採取間隔の指定単位は秒のため、「86400÷採取間隔」で1日当たりの採取回数を求めることができます。 ※ログサイズ、保存するログファイルの世代数は、ロガーの定義項目で指定した値です。 | |
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注1)
このディレクトリーは、ロガーの定義項目で変更可能です。
注2)
このディレクトリーは、HTTPサービスの定義項目で変更可能です。
注3)
このディレクトリーは、IIOPサービスの定義項目で変更可能です。IIOPサービスの定義項目については、「9.9.4 IIOPサービスの定義項目」を参照してください。
注4)
ログサイズおよび保存するログファイルの世代数は、IIOPサービスの定義項目の値です。