ページの先頭行へ戻る
Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 運用ガイド
FUJITSU Software

A.1 トラブルへの対応手順

トラブルが発生した場合の対処の手順を次に示します。

※1について

トラブルに遭遇した箇所に応じて、本マニュアルを次のように参照してください。

部門サーバ上でトラブルに遭遇した場合

A.2 部門サーバで発生するトラブルの現象、原因と対処」を参照してください。

クライアント上でトラブルに遭遇した場合

A.3 クライアントで発生するトラブルの現象、原因と対処(JSVR部品の場合)」を参照してください。

※2について

運用形態に応じて、本マニュアルを次のように参照してください。

JSVR部品運用の場合

辞書反映ツール実行時に関するエラー情報やログ情報については、「B.1 辞書反映ツールが出力するエラー情報やログ情報」を参照してください。
文字入力・表示機能に関するエラー情報やログ情報(文字入力時に発生するものも含む)については、「B.2 JSVR部品が出力するエラー情報やログ情報」を参照してください。

JSVR-Webサービス運用の場合

B.4 JSVR-Webサービスが出力するエラー情報やログ情報」を参照してください。

なお、手書き文字認識サービスに関するインタフェースを利用している場合は、「B.3 手書き文字認識サービスが出力するログ情報」もあわせて参照してください。
また、辞書反映ツール実行時に関するエラー情報やログ情報については、「B.1 辞書反映ツールが出力するエラー情報やログ情報」を参照してください。

JSVRAX運用の場合

サーバ側については、前述の「JSVR-Webサービス運用の場合」と同様にしてください。
クライアント側については、JSVRAXのEnvironment HTCのonbeforenotifyイベントによるエラーや警告が表示されます。「コマンドリファレンス」の8.12節を参照してください。

注意

JSVR部品を使用したWebページ上で不具合が起きる場合は、次の点にも注意してください。

  • ブラウザキャッシュ

    JSVR部品のWebコンテンツは、外字/登録単語の反映、および環境ファイルの更新のタイミングで、ブラウザキャッシュが無効になるようにコントロールされています。そのため、間違った状態で公開されてしまうと、次のキャッシュ更新のタイミングが来るまで、不正な情報を覚えてしまうことがあります。この場合は、クライアントのブラウザキャッシュをクリアしてください。
    「導入ガイド」の2.4.2.4項も併せて参照してください。

  • サーバキャッシュ

    JSVR部品ライブラリはJSPで書かれており、クライアントにダウンロードされる前に、サーバ側でコンパイルされます。JSPのコンパイルは最初にリクエストがあったときに行われ、以降のリクエストには、コンパイル済みの実行ファイルが使用されます。サーバ側の設定によっては、一度間違った状態でJSPを起動してしまうと、その実行ファイルが残り、誤動作の原因となることがあります。
    この場合には、使用しているサーブレットコンテナの説明書に従い、コンパイル済み実行ファイルを削除してください。

トラブル発生時の採取資料について

FJQSS(資料採取ツール)により、トラブル調査に必要な情報を採取できます。FJQSSについては、下記マニュアルがインストールメディアに格納されていますので、こちらを参照してください。