トラブルが発生した場合の対処の手順を次に示します。
トラブルに遭遇した箇所に応じて、本マニュアルを次のように参照してください。
「A.2 部門サーバで発生するトラブルの現象、原因と対処」を参照してください。
「A.3 クライアントで発生するトラブルの現象、原因と対処(JSVR部品の場合)」を参照してください。
運用形態に応じて、本マニュアルを次のように参照してください。
辞書反映ツール実行時に関するエラー情報やログ情報については、「B.1 辞書反映ツールが出力するエラー情報やログ情報」を参照してください。
文字入力・表示機能に関するエラー情報やログ情報(文字入力時に発生するものも含む)については、「B.2 JSVR部品が出力するエラー情報やログ情報」を参照してください。
「B.4 JSVR-Webサービスが出力するエラー情報やログ情報」を参照してください。
なお、手書き文字認識サービスに関するインタフェースを利用している場合は、「B.3 手書き文字認識サービスが出力するログ情報」もあわせて参照してください。
また、辞書反映ツール実行時に関するエラー情報やログ情報については、「B.1 辞書反映ツールが出力するエラー情報やログ情報」を参照してください。
サーバ側については、前述の「JSVR-Webサービス運用の場合」と同様にしてください。
クライアント側については、JSVRAXのEnvironment HTCのonbeforenotifyイベントによるエラーや警告が表示されます。「コマンドリファレンス」の8.12節を参照してください。
注意
JSVR部品を使用したWebページ上で不具合が起きる場合は、次の点にも注意してください。
JSVR部品のWebコンテンツは、外字/登録単語の反映、および環境ファイルの更新のタイミングで、ブラウザキャッシュが無効になるようにコントロールされています。そのため、間違った状態で公開されてしまうと、次のキャッシュ更新のタイミングが来るまで、不正な情報を覚えてしまうことがあります。この場合は、クライアントのブラウザキャッシュをクリアしてください。
「導入ガイド」の2.4.2.4項も併せて参照してください。
JSVR部品ライブラリはJSPで書かれており、クライアントにダウンロードされる前に、サーバ側でコンパイルされます。JSPのコンパイルは最初にリクエストがあったときに行われ、以降のリクエストには、コンパイル済みの実行ファイルが使用されます。サーバ側の設定によっては、一度間違った状態でJSPを起動してしまうと、その実行ファイルが残り、誤動作の原因となることがあります。
この場合には、使用しているサーブレットコンテナの説明書に従い、コンパイル済み実行ファイルを削除してください。
トラブル発生時の採取資料について
FJQSS(資料採取ツール)により、トラブル調査に必要な情報を採取できます。FJQSSについては、下記マニュアルがインストールメディアに格納されていますので、こちらを参照してください。
日本語版
FJQSS (資料採取ツール) ユーザーズガイド Solaris/Linux
格納場所は以下のとおりです。
PDF形式 | CD/DVDドライブ名:\cm\packages\manual\fjqss-manual\manual_jp.pdf |
HTML形式 | CD/DVDドライブ名:\cm\packages\manual\fjqss-manual\index_jp.html |
英語版
FJQSS (Information Collection Tool) User's Guide Solaris/Linux
格納場所は以下のとおりです。
PDF形式 | CD/DVDドライブ名:\cm\packages\manual\fjqss-manual\manual_en.pdf |
HTML形式 | CD/DVD ドライブ名:\cm\packages\manual\fjqss-manual\index_en.html |