FormcoordinatorとCharset-Web入力の連携動作をセットアップするまでの流れについて説明します。
注意
各設定手順は、スーパーユーザーで実施してください。
両製品を同じサーバにセットアップします。
手順
Formcoordinatorをセットアップします。
手順について詳しくは、「Formcoordinator ユーザーズガイド」を参照してください。
Charset-Web入力(部門サーバ)を同じサーバにセットアップします。
注意
FormcoordinatorとCharset-Web入力はどちらを先にセットアップしても構いません。
FormcoordinatorとCharset-Web入力は、必ず同じサーバ(Charset-Web入力の部門サーバ)にセットアップしてください。
それぞれのソフトウェアが正しく動作していることを確認してください。
Charset-Web入力と連携するために、Formcoordinatorの環境設定コマンドのmxsetenvコマンドを使用し次の手順で設定します。
手順
Web入力連携を有効にします。
# /opt/FJSVfcdn/bin/mxsetenv -w true
運用文字コードを指定します。運用文字コードにより、次のようにコマンドを実行します。
# /opt/FJSVfcdn/bin/mxsetenv -c UNICODE
# /opt/FJSVfcdn/bin/mxsetenv -c UNICODE-JEF
JSVR部品のURLパスを指定します。URLパスは環境ファイル(JapanistSVR.ini)のSCRIPT_PATHで設定したパスを記述します。環境ファイル(JapanistSVR.ini)については、「コマンドリファレンス」の第3章を参照してください。
# /opt/FJSVfcdn/bin/mxsetenv -n /j_svr/page/ime/
文字イメージ化JSPのURLパスを指定します。SCRIPT_PATHの値に"ej_textagent.jsp"を付加したパスを指定します。ただし、ここではプロトコル記述を含めたフルのURL書式で指定する必要があります。
サーバURLを"http://xxx/"とした場合は次のようになります。
# /opt/FJSVfcdn/bin/mxsetenv -f http://xxx/j_svr/page/ime/ej_textagent.jsp
次のコマンドで、mxsetenvのパラメータが正しく設定されているかを確認してください。設定に誤りがある場合には、後述の書式・オプションの表を参考にし、その部分の設定をやり直してください。
# /opt/FJSVfcdn/bin/mxsetenv -l
参考
Formcoordinatorのmxsetenvコマンドについて
Web入力連携に関連する部分のみを抜粋して説明します。
/opt/FJSVfcdn/bin/mxsetenv [オプション] [値]
オプション | 値の説明 |
---|---|
-w | Web入力連携を有効にするかを指定します。次の値が指定できます。
|
-c | 運用文字コードを指定します。次の値が指定できます。なお、設定しない場合は、UNICODEとなります。
|
-n | JSVR部品のURLパスを指定します。URLパスは環境ファイル(JapanistSVR.ini)のSCRIPT_PATHで設定したパスを記述します。環境ファイル(JapanistSVR.ini)については、「コマンドリファレンス」の第3章を参照してください。 例) /j_svr/page/ime/ |
-f | 文字イメージ化JSPのURLパスを指定します。環境ファイル(JapanistSVR.ini)のSCRIPT_PATHの値に"ej_textagent.jsp"を付加したパスを指定します。ただし、ここではプロトコル記述(「http://」など)を含めたフルのURL書式で指定する必要があります。環境ファイル(JapanistSVR.ini)については、「コマンドリファレンス」の第3章を参照してください。 例1) https://SERVERNAME:PORT/j_svr/page/ime/ej_textagent.jsp |
-l | 現在の定義内容を表示します。 |