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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 運用ガイド
FUJITSU Software

2.5 日本語資源を配付する

◆JSVR部品、JSVRAX、または外字申請モデル以外でJSVR-Webサービスを使用する場合

資源管理サーバから部門サーバへの配付は、資源管理サーバで定義した業務から実施します。ここでは、Charset Managerの資源配付機能を使用する運用形態を想定し、手順の概略を説明します。

Charset Managerの資源配付機能を使用する手順について詳しくは、Charset Manager-Mの「使用手引書 日本語資源管理編」の第6章を参照してください。

なお、この作業は、資源管理サーバ上で行います。

手順

  1. [スタート]から、日本語資源管理を起動します。

  2. Charset-Web入力を運用する業務をツリー上で展開し、[配付情報]を選択します。

  3. メニューで、[業務]-[配付]をクリックします。

  4. 必要に応じて、配付オプションの設定を行い、[OK]ボタンをクリックします。

注意

Charset Manager-Mの資源配付機能を利用して日本語資源を配付する場合は、部門サーバで資源配付機能のデーモンが起動している必要があります。

資源配付機能のデーモンの起動確認

psコマンドで、qgfrjdmプロセスの存在を確認してください。
例)

# ps -e | grep qgfrjdm
資源配付機能のデーモンが起動していない場合

次のコマンドを実行します。詳しくは、「コマンドリファレンス」の第10章を参照してください。

RHEL7の場合

# systemctl start FSUNadjsv.service

RHEL6の場合

# /etc/rc5.d/S99FSUNadjsv start

◆外字申請モデルを使用する場合

外字申請モデルの場合、資源管理サーバ上の外字データライブラリの管理機能でCharset-Web入力用の日本語資源を生成し、部門サーバへ配付します。配付の際には、日本語資源管理の配付機能は使用できません。手動またはCharset Manager以外のファイル転送の仕組みを利用してください。

外字データライブラリの管理機能について詳しくは、外字データライブラリの「ユーザーズガイド」の4.3節を参照してください。

手順

1~3の手順は資源管理サーバ上で実施し、手順4は資源管理サーバ上および必要に応じて部門サーバ上で実施します。

  1. [スタート]から、外字データライブラリの管理機能を起動します。

  2. メニューで、[ファイル]-[Web入力反映データの生成]をクリックします。

  3. 生成される日本語資源の出力先フォルダを指定し、[OK]ボタンをクリックします。

  4. 出力先フォルダに日本語資源が生成されていることを確認し、任意の配付アプリケーションやファイル転送機能、または可搬媒体を使用して、部門サーバ上の配付先フォルダへコピーします。

参考

外字申請モデルを使用する場合には、部門サーバ上の配付先フォルダはCharset-Web入力の辞書反映ツールの設定ファイルでPIO_DIST_PATHに指定したフォルダとなります。詳しくは「コマンドリファレンス」の3.4節を参照してください。