本インタフェースは、Unicodeの1つの面の文字処理定義を表現するオブジェクトのインタフェースです。
◆init
この面のデフォルト値を返却します。
_init = map.init
_init
型 | string型 |
正常値 | defに示す定義値を、1文字で指定する |
◆def
この面の文字処理定義を返却します。
_def = map.def
_def
型 | string型 |
正常値 | 長さ0xFFFF+1の文字列で、1文字目が文字コード0000の情報、2文字目が文字コード0001の情報、というように、1つの文字コードの情報を1文字で表現した文字列。 1文字の情報は次の4通りで表される。
undefined/nullあるいは後半を省略した定義文字列の場合はinitを使用する。 |
注意
パラメータ_initおよび_defはいずれも省略可能です。省略した場合は、全て"0"と指定したことになります。
<SCRIPT> var map = [ 1. {init:"0", def:"0000000000...省略...1111111111...省略...0000000000"}, 2. {init:"2"}, 3. {init:"1"}, 4. {init:"2"}, 5. {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}, {init:"2"}] </SCRIPT> ... <JSVRAX:textarea JSVRAX:charBehavMap="map">今日はいい天気でした<JSVRAX:textarea> 6.
0~16面までの文字処理定義(JSVRAX.Utility.CharBehavior.DimensionMap配列型)を定義
0面の文字処理定義。初期値0(通常文字)、外字は1(サーバ字形)。
1面はすべて2(無効文字)。
2面はすべて1(サーバ字形)。
3~16面はすべて2(無効文字)。
1で宣言した文字処理定義をTextarea HTCに指定。
注意
0面に対し、init:"1"などというように、すべての文字をサーバ字形にした場合、サーバおよびクライアントに大きな負荷がかかります。必要な文字のみサーバ字形に設定するようにしてください。
参考
「運用ガイド」の4.4節で、文字処理定義のサンプルについて説明しています。そちらも参照してください。