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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 導入ガイド
FUJITSU Software

6.9.3 Interstage Application ServerのJ2EE環境で運用する場合

次のように設定する場合を例として説明します。

設定項目

ワークユニット名

JSVRAX

JSVR-CSVサービスのWARファイル名

jsvr_csv.war

Charset-Web入力のインストール先

/opt/FJSVjsvr

6.9.3.1 JSVR-Webサービス環境ファイルの設定

JSVR-Webサービス環境ファイルを、運用する環境にあわせて設定します。詳しくは、以下のとおり参照してください。

参照事項

参照先

JSVR-Webサービス環境ファイルの格納位置

「コマンドリファレンス」の5.1.1項

設定時の注意事項

「コマンドリファレンス」の5.1.3項

設定項目の説明

「コマンドリファレンス」の5.2節

注意

WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVHEADER、WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVRESPONSECHARSET、およびWEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVREQUESTCHARSETについては、次のように設定してください。

  • WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVHEADER=true(JSVR-CSVインタフェースのレスポンスに情報ヘッダが付加されるように設定する)

  • WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVRESPONSECHARSET=csWindows31J(JSVR-CSVインタフェースのレスポンスデータの文字コード名を"csWindows31J"に設定する)

  • WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVREQUESTCHARSET=csWindows31J(JSVR-CSVインタフェースのリクエストデータの文字コード名を"csWindows31J"に設定する)

JSVR-Webサービス環境ファイル(/opt/FJSVjsvr/webservice/csv/webapps/JSVRCSVWS/WEB-INF/classes/Users.properties)の各項目の設定例

"★"がついている項目を設定する

GLYPH.FONT_DIR=/opt/FJSVjsvr/fonts
CHARACTER.CHARSETNAME=EJ_UNICODE2004MS                          ★運用文字コードを指定する
HWRECOG.SERVICE_PORT=8088
WEBSERVICE.DB_LOOKUP_NAME=java:comp/env/jdbc/CMWEB.JSVR         ★J2EE環境の場合はこのように設定する
WEBSERVICE.SYSTEM_LOGPATH=/opt/FJSVjsvr/logs
WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVHEADER=true                            ★初期値のまま、変更しない
WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVRESPONSECHARSET=csWindows31J           ★初期値のまま、変更しない
WEBSERVICE.SYSTEM_OPT_CSVREQUESTCHARSET=csWindows31J            ★初期値のまま、変更しない

6.9.3.2 JDBCデータソース管理の設定

手順

  1. Interstage管理コンソールを起動し、管理者権限でログインします。

  2. 左ペインで[リソース]-[JDBC]を選びます。

  3. 右ペインで[新規作成]タブを選択します。

  4. 右ペインで次のように設定し、[作成]ボタンを押します。

    [JDBCデータソース定義]

    項目名

    定義名

    CMWEB.JSVR

    データベースタイプ

    Symfoware

    [Symfoware定義]

    項目名

    データソースの種類

    Interstageのコネクションプーリングを使用する

    [必須プロパティ]

    項目名

    ユーザ名

    jsvr_usr

    パスワード

    jsvr_psw

    プロトコル

    ローカル

    データ資源名

    ICMWA000.JSVR

    [Symfowareオプション情報]

    項目名

    デフォルトスキーマ名

    JSVR

    その他パラメタ

    ctuneparam='CLI_WAIT_TIME=(30)'

    注意

    [必須プロパティ]のユーザ名およびパスワードには、「6.5.3 辞書の利用者定義」で設定した辞書の利用者名とパスワードを設定してください。

6.9.3.3 サーブレットコンテナへの配備

1. WARファイルの作成

次の手順で、WARファイルを作成します。

手順

  1. コマンドライン上で、"Charset-Web入力のインストール先/webservice/csv/webapps/JSVRCSVWS"ディレクトリに移動します。

  2. jarコマンドを使用して、JSVRCSWSディレクトリ内のファイルすべてをアーカイブしたWARファイルを作成します。

コマンドライン操作の

# cd /opt/FJSVjsvr/webservice/csv/webapps/JSVRCSVWS
# jar -cf jsvr_csv.war *

2. ワークユニットの作成

次の手順で、ワークユニットを作成します。

手順

  1. Interstage管理コンソールを起動し、管理者権限でログインします。

  2. 左ペインで、[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]を選択します。

  3. 右ペインで、[新規作成]タブを選択します。[ワークユニット名]の欄にワークユニット名を入力します。

    [ワークユニット名]に「JSVRAX」と入力します。

  4. ワークユニットの設定項目を次のように入力し、[作成]ボタンをクリックします。

    [ワークユニット設定]

    項目名

    クラスパス

    /opt/FJSVjsvr/rdbsys/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc3.jar

    /opt/FJSVjsvr/jsvrcore/jsvr.jar

    JavaVMのオプション

    -Dcom.fujitsu.symfoware.installdir=/opt/FJSVjsvr/rdbsys

    -Djava.awt.headless=true

    (既存の値に追加する)

    環境変数

    RDBNAME=ICMWA000

    SYMFO_INS_DIR=/opt/FJSVjsvr/rdbsys

    [DBコネクション設定]のjdbc/CMWEB.JSVR

    項目名

    jdbc/CMWEB.JSVR

    チェックを入れる

    事前コネクト数

    10

    最大コネクション数

    10

  5. 左ペインで、[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]の下に、作成したワークユニットの名前が表示されたことを確認します。

3. ワークユニットへWARファイルを配備

次の手順で、ワークユニットにWARファイルを配備します。

手順

  1. Interstage管理コンソールを起動し、管理者権限でログインします。

  2. 左ペインで、[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]を選択し、さらにCharset-Web入力を動作させるためのワークユニットを選択します。

    [Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]-[JSVRAX]を選択します。

  3. 右ペインで、[配備]タブを選択します。[配備ファイル]の欄にWARファイルをフルパスで指定します。

  4. [配備]ボタンをクリックします。

4. ワークユニットへJSVRAXを配備

次の手順で、ワークユニットにJSVRAXを配備します。

手順

  1. Interstage管理コンソールを起動し、管理者権限でログインします。

  2. 左ペインで、[Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]を選択し、配備先のワークユニットを選択します。

    例) [Interstage管理コンソール]を展開した下層にある[ワークユニット]-[JSVRAX]を選択します。

  3. 右ペインで、[配備]タブを選択します。[配備ファイル]の欄に"Charset-Web入力のインストール先/webservice/csv/webapps/JSVRAX"ディレクトリのフルパスを指定します。

    例) "/opt/FJSVjsvr/webservice/csv/webapps/JSVRAX"を指定します。

  4. [配備]ボタンをクリックします。

5. ワークユニットの起動

WARファイルを配備したワークユニットを起動してください。