2.2.1.3 【TRJPA00003】「標準の外字」に外字の適用を行ったところ、以前に移入した外字と置き換わりませんでした。
- 原因
-
Windowsの仕組みとして、まず対象フォント(例えば「MS
Pゴシック」)の外字ファイルを参照し、文字がなければ次に「標準の外字」を参照します。
そのため、意図した外字が「標準の外字」に設定されていても、対象フォントの外字ファイルに影響されて、正しく表示されない場合があります。
- 対処
-
上記の場合、システムで標準に提供されている外字エディタを使用して外字ファイルのリンクを外すことで「標準の外字」に適用した外字を表示させることが可能となります。
- [スタート ]-[プログラム
]-[アクセサリ ]-[外字エディタ ]を選択し、外字エディタを起動します。
- [コードの選択 ]ダイアログで
[キャンセル ]をクリックします。
- プルダウンメニュー [ファイル
]-[フォントのリンク ]を選択します。
- [フォントのリンク ]ダイアログで
[外字フォントの種類 ]の [指定したフォントにリンクする ]を選択します。
- [フォントのリンク ]ダイアログで
[フォントの選択 ]の対象フォント(例えば「MS Pゴシック」等)を選択し、 [削除 ]ボタンをクリックします。
- [フォントのリンク ]ダイアログで
[外字フォントの種類 ]の [すべてのフォントにリンクする ]を選択し、 [OK]ボタンをクリックします。
- プルダウンメニュー [ファイル
]-[外字エディタの終了 ]を選択し、外字エディタを終了します。
Copyright 2020 FUJITSU LIMITED