wconv_setnumerrorについて説明します。
名前
wconv_setnumerror - 数値データ変換のエラー時にレコード変換を継続するかを設定する
形式
int wconv_setnumerror( wconv_t wd, int ferror );
wd wconv_open、またはwconv_openExが返却した変換情報テーブルの値を指定します。
ferror 数値データ項目の変換時にエラーが発生した場合の動作を指定します。
機能説明
wconv_setnumerror は、数値データ項目の変換時にエラーが発生したときにレコード変換を継続するかどうかを設定します。ferrorには、以下のいずれかを指定します。
レコードの変換処理を継続します。
数値データ項目にエラーが発生した時点でレコードの変換処理を中断します。
戻り値
カスタマイズに成功した場合は、0を返却します。
カスタマイズに失敗した場合は、-1を返却します。
エラー
エラー情報は、wconv_error ()で取得します。
【エラーコード】
変換情報テーブルが異常です。または、ferrorの値が不当です。
例
wconv_setnumerror関数の例
/* wconv_convert関数呼び出しまではwconv_open関数の例と同様の処理 */ wconv_setnumerror( wd, CONV_STOP ); if ( ( wconv_convert( wd, &fromrecdata, &torecdata ) ) != 0x00 ) { wconv_error( wd, 1, &error ); } wconv_close( wd );