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Interstage Charset ManagerStandard Edition V9 使用手引書 拡張データ変換機能編
FUJITSU Software

2.4.3 wconv_setnumerror

wconv_setnumerrorについて説明します。

名前

wconv_setnumerror -  数値データ変換のエラー時にレコード変換を継続するかを設定する

形式

int wconv_setnumerror( wconv_t wd, 
                       int ferror );

wd wconv_open、またはwconv_openExが返却した変換情報テーブルの値を指定します。
ferror 数値データ項目の変換時にエラーが発生した場合の動作を指定します。

機能説明

wconv_setnumerror は、数値データ項目の変換時にエラーが発生したときにレコード変換を継続するかどうかを設定します。ferrorには、以下のいずれかを指定します。

[CONV_CONTINUE]:

レコードの変換処理を継続します。

[CONV_STOP]:

数値データ項目にエラーが発生した時点でレコードの変換処理を中断します。

戻り値

カスタマイズに成功した場合は、0を返却します。

カスタマイズに失敗した場合は、-1を返却します。

エラー

エラー情報は、wconv_error ()で取得します。

【エラーコード】

EINVAL:

変換情報テーブルが異常です。または、ferrorの値が不当です。

wconv_setnumerror関数の例

/* wconv_convert関数呼び出しまではwconv_open関数の例と同様の処理 */
wconv_setnumerror( wd, CONV_STOP );
if ( ( wconv_convert( wd, &fromrecdata, &torecdata ) ) != 0x00 )
{
    wconv_error( wd, 1, &error );
}
wconv_close( wd );