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WSMGR for Web V9 使用手引書
FUJITSU Software

34.3.5 WsmgrConnectInfoオブジェクト

WsmgrConnectInfoオブジェクトで使用可能なメソッドとプロパティの一覧を示します。

メソッド

Init

スクリプトの動作環境の初期化
関連プロパティ: Url, User, Pw, Icon, Scope

Uninit

スクリプトの動作環境の解放


プロパティ

設定

参照

機能

Url

WSMGR for Webの仮想ディレクトリ名のパスを指定します。既定「wsmgrweb」の場合は省略できます。

User

WSMGR for Webのユーザ名

Pw

WSMGR for Webのパスワード

Icon

接続アイコン名

Scope

対象とする接続アイコン(ユーザかグループか)


Initメソッド

スクリプトの動作環境の初期化

スクリプトを動作させるための初期化処理を行います。ここでは、次の初期化処理を行います。

●呼び出し形式

Init()

●パラメータ

パラメータはありませんが、次の関連プロパティをあらかじめ設定してください。

プロパティ

説明

省略時の初期値

Url

WSMGR for Webの仮想ディレクトリのURL

/wsmgrweb

User

WSMGR for Webのユーザ名

省略できません

Pw

WSMGR for Webのパスワード

空白

Icon

使用する接続アイコン名

1番目の接続アイコン

Scope

対象とする接続アイコン
  ユーザ定義の接続アイコン:“user”
  グループ定義の接続アイコン:“group”

user

注意

Iconプロパティに設定する接続アイコンの表示モードが「フレームウィンドウでエミュレータを表示」になっている場合、スクリプトによるエミュレータの制御ができないためInitメソッドでエラーを返します。管理ツールを使用して接続アイコンの表示モードを「ブラウザの中でエミュレータを表示する」に設定を変更してください。


●リターン値

正常の場合は0、エラーの場合は次の値になります。

説明

1

パラメータが不正です。ユーザ名、パスワード、接続アイコン名などを確認してください。

2

メモリ不足が発生しました。

12

エラーにより処理が異常終了しました。

24

表示モードがフレームウィンドウになっている接続アイコンは指定できません。

25

すでに同じ接続アイコンが起動しています。

26

ActiveXモードの接続アイコンは指定できません。

28

すでに別のユーザが認証しています。新しいセッションでブラウザを起動してください。


Uninit メソッド

スクリプトの動作環境の解放

WSMGR for Webサーバよりログオフを行い、スクリプトの動作環境の解放処理を行います。同じWebブラウザを使用してWSMGR for Webへ認証を行う場合に、本メソッドを呼び出して動作環境を解放してください。


●呼び出し形式

Uninit()

●パラメータ

パラメータはありませんが、次の関連プロパティをあらかじめ設定してください。

プロパティ

説明

省略時の初期値

Url

WSMGR for Webの仮想ディレクトリのURL

省略できません

●リターン値

正常の場合は0、エラーの場合は次の値になります。

説明

1

パラメータが不正です。ユーザ名、パスワード、接続アイコン名などを確認してください。

2

メモリ不足が発生しました。

12

エラーにより処理が異常終了しました。

29

initメソッドによる認証が完了していません。