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WSMGR V9 使用手引書
FUJITSU Software

3.2.1 グラフィック表示機能


■概要

グラフィック表示機能は、DSPEMUにグラフィック端末の機能を提供します。

●表示機能

グラフィック表示機能には、次の表示機能があります。

  • 図形セグメントの指定、削除機能

  • ベクトル、円弧の表示機能

  • 文字表示機能(1、2、3、4倍文字)

  • 面塗装機能(三角形、扇形、矩形)

  • 表示色および背景色の指定(7色)

  • 線種指定(実線、点線、一点鎖線、破線)

  • 線の太さ指定(細線、太い線)

  • 文字の回転表示指定(0、90、180、270度)

  • 文字の縦書き指定

  • 座標入力操作の指定

  • ハッチングパターンの指定

  • 折れ線グラフの表示

  • ユーザペインティングパターン(32×32ドット)の表示

  • JEF拡張漢字の表示(DSPEMUと同様の表示機能)

●座標入力機能

グラフィック座標の入力は、クロスヘアカーソル、または十字カーソルを使用して容易に行うことができます。

  • クロスヘアカーソル
    画面上の垂線と水平線の交点が座標を示し、実行キーまたはマウスボタンにより入力します。座標の移動は、カーソル移動キーまたはマウスを使用して行います。キーを押し続けると、高速移動となります。

  • 十字カーソル
    画面に表示された十字カーソルの交点が座標を示し、マウスボタンにより入力します。座標の移動は、マウスを使用して行います。

  • 座標入力の取り消し
    【RESET】キーを押して、座標入力の取り消しを行います。


■使用上の留意点

グラフィック表示機能の使用上の留意点は次のとおりです。
その他の留意点については、『ソフトウェア説明書』を参照してください。

●グラフィックの表示解像度

グラフィック表示機能がサポートするホストのグラフィック解像度は、F6683Aの960(横方向)×672(縦方向)ドットです。このグラフィックデータをDSPEMUの画面サイズに補正して表示します。DSPEMUの画面サイズは、DSPEMUの使用フォントサイズにより決定されます。

●各線種のパターン

各線種のパターンがF6683Aディスプレイステーションのグラフ機構が持つグラフィック機能と異なる場合があります。各線種の描画パターンは、OSの提供する関数の仕様に依存します。