名前
esfadm vvolvm backup - 仮想マシンのバックアップの実行
形式
esfadm vvolvm backup -vmid vmid
コマンドパス
$INS_DIR\Common\bin\esfadm vvolvm backup
($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
機能説明
バックアップポリシーと連携した仮想マシンのバックアップを行います。
バックアップポリシーの[クローンバックアップの取得]に"Enable"が設定されている場合は、コマンドの出力結果として、 バックアップ時に作成されたクローンバックアップのコピーグループ名を出力します。"Disable"が設定されている場合は、コマンドの出力結果として、"-"(ハイフン)を出力します。
オプション
仮想マシンのVMIDを指定します。VMIDは、esfadm vvolvm infoコマンドで確認できます。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
仮想マシンのバックアップを実行し、バックアップ時に作成したクローンバックアップのコピーグループ名を表示します。
> esfadm vvolvm backup -vmid xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx VM_xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx_20150131123000
注意事項
本コマンドは、仮想マシンバックアップのポリシーに従ってバックアップを行います。対象の仮想マシンに対して実行中の処理がある場合は、実行中の処理の終了を待ち合わせてから、バックアップを実行します。
本コマンドは、バックアップ(論理コピー)完了後に復帰します。
本コマンドを強制終了した場合、バックアップは継続して実行されますが、処理結果は取得できません。バックアップの状態は、Webコンソールの処理状態ペインまたはVVOLバックアップ管理画面で確認してください。
仮想マシンにVirtual Volume以外の仮想ディスクが接続されている場合、仮想ディスクの種類・設定によってバックアップの対象になりません。詳細は、「3.3.1.1 仮想マシンバックアップ」の「バックアップ対象について」を参照してください。